間違った敵と戦っているから成果が出ない

みずほ銀行の相次ぐシステム不良について
金融庁がシステム運用を管理する方針を
打ち出しました。

 

金融庁が民間のシステムを管理する
というのは異例な対応ですが、
それだけ、任せておけないと
判断したのだと思います。

 

システム不良については、
合併前の3行の主導権争いによって
システムを複雑化させてしまったことが
原因のようです。

 

主導権争いをしているような職場です。

 

職場の雰囲気も良くないと思います。

 

人も辞めてしまうでしょうし、
引継ぎもされていないと思うので、
システムの全体像を把握している人も
いなくなってしまったのだと思います。

 

結局のところ、
上層部の主導権争いが、
仕事をしづらくさせてしまった
のだと思います。

 

主導権争いというのは、
自分たちのために争っているので、
本当に大切にすべき
顧客への配慮が失われます。

 

マネージメントの大家
ピータードラッカー氏は、
「成果は外にある」と言っています。

 

成果は外にあるのに
内側の敵と戦わないといけません。

 

切磋琢磨するという意味で、
ライバルがいるのは
悪いことではありません。

 

しかし、それが、
お互いに足を引っ張るとなると
お互いに消耗し合って、
共倒れになります。

 

どうして、
こんなことが起きるのでしょうか?

 

それは、結局、
ビジョンがないのだと思います。

 

もちろん、
ホームページには
ビジョンが書かれています。

 

『<みずほ>の企業理念』と企業行動規範
https://www.mizuho-fg.co.jp/csr/mizuhocsr/management/code.html

 

言葉としては、
非常によくできています。

 

ビジョンの中には、
信頼No.1の<みずほ>があり、
バリューの中には、
お客さま第一もあります。

 

それなのに、
実際はそうなっていないのです。

 

それは、結局、
みずほ銀行の人たちが、
本当にやりたいと思っている
ビジョンではないのです。

 

本当にやりたことであれば
やっているはずですから・・・

 

たしかに、金融庁が乗り込んで
システムを検証するのも必要です。

 

しかし、本当に大事なことは、
今一度、組織のビジョンを作り直す
ことだと思います。

 

みずほ銀行の人たちが
今、本当にやりたいことを
ビジョンとして言葉にすることが
大事だと思います。

 

ただ、ドン底にいるので、
ビジョンを描けるかどうか・・・

 

本当にドン底の時って
ビジョンが描けないのです。

 

だから、こうなる前に、
谷に落ちる前に
共感できるビジョンを作っておく
必要があるのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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