ネットを見ていたら
興味深い記事を見かけました。
「ゆるい大企業」を去る若手たち。
ホワイトすぎて離職?
https://www.businessinsider.jp/post-252302
いわゆる「ホワイト企業」で
社内で優秀だとされる若者が
辞めるケースが増えているのだそうです。
なぜ、優秀な若手社員が退職するのか?
それは、どうやら、
「ゆるい職場」がその一因になっている
可能性があるということです。
「ホワイト企業」ゆえに
労働時間も短く、仕事の負荷感も、
量、質、関係性において
全ての負荷が少なくなっているため、
成長できる実感がわかないようです。
つまり、このまま、
ぬるま湯につかっていたら、
自分はヤバいんじゃないか?と思って
転職をするそうです。
私が尊敬している
組織学の大家
ピータードラッカー氏は
こんなことを言っています。
人は理念と価値観によって
動かされ信じがたい成果を上げる。人間は、何事かを成し遂げたがる
生き物である。人は誇りあるものの一員たること
必要とする。
人って、生まれてきたからには、
何かしら成し遂げたいと思っています。
生きている証を残したい!
と思うのが
人としての本能だと思うのです。
一人でできることに限界があって、
多くの人と力を合わせれば、
より大きなことが実現できます。
だからこそ、
人は誇りあるものの一員である
ことを必要とするのです。
だとしたら、
会社がその「誇りあるもの」に
なればよいのです。
では、どうしたら、
会社が「誇りあるもの」に
なるのでしょうか?
それには、
会社がやっていることが
正しいと思えることが必要です。
つまり、
会社のサービスや商品を
本当に良いものだと思えること
が必要です。
そのためには、
サービスや商品を通して
お客様に喜んでもらう体験が
必要になります。
そして、
サービスや商品を通して
お客様に喜んでもらおうとしたら
ある程度の負荷がかかります。
より良いサービスにしようと思ったら
試行錯誤が必要だし、
大量に売れれば、
残業してでも作らないといけません。
つまり、負荷がかかります。
いつもブログに書いている
「タックマンモデル」です。
「タックマンモデル」は
4段階に分かれます。
①形成
②嵐
③秩序
④成果
Uの字の一番下が②「嵐」です。
ものごとは、右肩上がりには
良くなりません。
いったん、
Uの字の底(谷)に向かって
落ちていって、
底を打って上がっていきます。
負荷をかけずに成長できれば
良いのですが、
それは難しいのです。
ただ、負荷だけかけたら
人は辞めていきます。
「ミッション」(何のために)で
Uの字の底(谷)を
下から支えながら、
Uの字の底(谷)の先に
「ビジョン」(どうなったらいいのか?)を
イメージしてもらうことで、
負荷を成長に変えていくことが
必要なのです。
これが、まさに
ピータードラッカー氏が
言っている
人は理念と価値観によって
動かされ信じがたい成果を上げる。
ということなのです。
結局、人と組織を
同時に成長させようしたら、
「ミッション」と「ビジョン」が
必要となるのです。
「ホワイト」にすることも
大事なのですが、
企業も人も成長しなければ、
生き残れないのだと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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