ズボンがはけないのはフィードバックです。

ここのところ、
気温も上がってきて
そろそろ、衣替えの時期です。

 

昨年、クリーニングに出した
ズボンをはいてみました。

 

すると・・・

 

あれ?

 

お腹まわりがパツパツで
それ以上ズボンが上がっていきません。

 

たしかに、昨年に比べて
体重が4㎏増えていましたが、
4㎏ぐらいでは変わらないだろう
と思っていました。

 

しかし、明らかに
ボタンとボタンの穴との間に
埋めがたい距離があります。

 

やっぱり、
4㎏増えたことで
ウエストが伸びたのだと思います。

 

これが・・・

 

『フィードバック』です。

 

自律的な組織を作る上で、
『フィードバックが大事だ!』
ということをお伝えしています。

 

どうして、
自律的な組織を作る上で
フィードバックが大事なのでしょうか?

 

「フィードバック」の元々の意味は
大砲で「的」に当てる技術のことです。

 

大砲はライフルのように
狙って撃つことができません。

 

撃ってみて
「的」と「着弾点」のギャップ
を観測し修正して打ちます。

 

「的」と「着弾点」のギャップを
伝えるのが「フィードバック」です。

 

ズボンの例でいうと、
ボタンはボタンの穴に着弾する
はずでした。

 

しかし、
はるか手間に着弾してしまいました。

 

ボタンが着弾した場所と
ボタンの穴との間にギャップがある
事実を伝えるのが、
フィードバックです。

 

大事なポイントは、
フィードバックそのものは、
良い悪いの判断を含まないということです。

 

良い悪いを判断するのは、
フィードバックを受けた人の問題です。

 

なぜ、これが、
自律的な組織を作るのに
大事なのか?というと・・・

 

相手に気付きを与えられるからです。

 

自律的な組織を作る場合に、
自分で考えて、自分で決めて、
行動することが大事になります。

 

全て、自分で適切に
決められて、行動でれば良いのですが、
なかなかそうは上手く行きません。

 

今回の私のズボンの例は
まさしく、自分で適切に判断して
行動ができませんでした。
(体型を維持できませんでした)

 

そこで、例えば・・・

 

私の妻が、
私のお腹を見て、
「やせたほうがいいよ!」
とアドバイスしたとします。

 

果たして、
私は素直に妻のアドバイスを
受け取るでしょうか?

 

素直に受け取ったほうがよいことは
わかります。

 

しかし、人は、
言われたくないことを言われると、
イラっとするし、
耳の痛い話は聴き流します。

 

おそらく、私は、
妻のアドバイスは受け流すと思います。

 

しかし、どうでしょう?

 

ズボンがはけない事実は
受け取らざるを得ません。

 

だって、
はけるズボンがないのですから・・・

 

そうすると、
ズボンをはけるように
行動をしようと思います。

 

つまり、
アドバイスを受けるよりも
自律的に行動しようとするのです。

 

メンバーの自律的な行動が
自律的な組織を作ります。

 

だから、フィードバックを
メンバーでし合える組織は、
自律的な行動が増えて、
自律的な組織になるということです。

 

そう考えるとどうでしょうか?

 

ほとんどの組織で、
フィードバックよりも
アドバイスをしているのではないか?
と思うのです。

 

自律的な組織を作るためには、
フィードバックとアドバイスを
使い分けられるようになることが
大事なのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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