昨日、オープンセミナーがあって
その中で、こんな質問がありました。
世の中、一般的に、
チームビルディングというと
フィールドワークをしたり、
BBQをやったり
屋外でやることが多いと思います。しかし、
瀧田さんのチームビルディングの話
を聞いていると、
違う印象を受けるのですが、
どんなものなのでしょうか?
なるほど・・・
私も、世の中の一般的な
チームビルディングのイメージと
自分が考えている
チームビルディングにギャップがある
ように感じていました。
せっかくなので、
今日はそのことを書いてみたいと思います。
ネットで調べてみると
チームビルディングとは、
こんな風に書かれています。
各メンバーの
スキルや能力、経験を最大限に発揮し、
目標を達成できるチームを
作り上げていくための取り組み
これを読むと、
私が考えているチームビルディングと
そんなに変わらないと思います。
ただ、手法が違うように思います。
質問にあったような
チームビルディングでは・・・
フィールドワークやBBQのような
いつもと違う環境にすることで、
お互いに協力せざるを得ないような
状況を作り・・・
そういう状況の中で、
各メンバーのスキルや能力、経験に
あらためて気づき、
チームで問題解決するという成功体験から
成果の出し方を学ぶのだと思います。
これは、これで、
普段の職場では気付かない
お互いの強みに気付くことができて
有意義だと思います。
ただ、ここで学んだことを
職場で活かそうと思ったら、
難しいのではないか?と思うのです。
私のチームビルディングの師匠
石見さんは、
チームビルディングを3つの要素に
わけて説明をしています。
それは「SSR理論」と言います。
「SSR理論」とは、
Strength(人材力)
Structure(組織力)
Relation(関係力)
この3つの頭文字をとった理論です。
この3つを掛け合わせて
成果を出すのがチームビルディングだと
定義しています。
「人材力」×「組織力」×「関係力」
フィールドワークやBBQのような
いつもと違う環境に置かれた時に、
まず「人材力」を探します。
つまり、
目の前の問題を解決できる
「強み」(スキルや能力、経験)を
持っている人(「人材力」)がいないか?
探すということです。
次に、
その「強み」を活かそうとすると
共通のビジョンや目的(「組織力」)が
必要になります。
なぜなら、
それぞれの「強み」を持っている人は
バラバラだからです。
それをまとめるには、
共通のビジョンや目的(「組織力」)が
必要になります。
さらに、
共通のビジョンや目的について、
コミュニケーション(「関係力」)をとる
必要があります。
バラバラな「人材力」を
共通のビジョンや目的(「組織力」)に
まとめるには、
コミュニケーション(「関係力」)が
必要になるという訳です。
こういうことを理解した上で
フィールドワークをしたり、
BBQをやると、
チームで成果を出すやり方を体得できて
職場でも再現できるようになるのではないか?
と思うのです。
つまり、
フィールドワークをしたり、
BBQをやるのが、
チームビルディングではありません。
チームビルディングを学ぶために、
フィールドワークやBBQをやる
と考えてもらえると
私の話が理解してもらえるのはないか?
と思います。
それと実は、これとは別に
もう1つ別のお話があります。
それは、次回のお話にしたいと
思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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