私を先生と呼ばないで!

大阪府議会は
先日の議会運営委員会で、
議員を呼ぶ際に
「先生」という呼び方をしない
と決めたそうです。

 

「先生」という呼び方は
議員と職員や住民との間に
上下関係を生み、自分は特別だ!
という「勘違い」をしかねない
からだそうです

 

実は、私も、仕事柄、
「先生」を呼ばれることが多いです。

 

しかし、お客様の先では、
先生と呼ばないようにお願いをしています。

 

ロボット人事研究所のミッションは
自分の人生を生きる!です。

 

経営者の皆さんも
社員の皆さんも
自分のために
自分の人生を生きて欲しい
と思っています。

 

そのために大事なことは、
自分で決めて自分でやることです。

 

まずは、
自分で決めて欲しいのです。

 

そのためには、
先生なんていない方がよい
と思っています。

 

先生というは、
答えを持っている存在です。

 

先生が答えを持っているなら
先生の答えが欲しくなります。

 

そもそも、
先生というのは、
先に生まれた人のことです。

 

人生を長く生きているから
何でも知っている・・・・
という訳です。

 

しかし、今は、
変化の激しい時代で、
昔と同じことが通用しない時代です。

 

先に生まれていても
答えを持っているとは限りません。

 

さらに、
答えが一つの時代から
答えが一つでない時代になりました。

 

だから、答えを持っていることが
それほど、意味があることでは
なくなりました。

 

それよりも、
今、大事なことは、
自分で答えを出すことです。

 

そして、
自分で答え合わせをすることです。

 

答えが一つでない時代において
大事なことは、
自分で正解にだ取り着くことです。

 

答えを出してみて
やってみて、成果が出れば、
それが正解です。

 

だから、
コンサルタントの役割は
自分で答えを出してもらって、
どれだけ行動に移してもらえるか?
だと思っています。

 

そういう意味で、
コンサルタントは「先生」というより
「コーチ」なんだと思います。

 

「コーチ」というと
スポーツの指導者というイメージが
あるかもしれませんが、
「コーチ」の元々の意味は馬車です。

 

「現在地(現状)」から
「目的地(理想の状態)」に運ぶ
という意味です。

 

私は、本人に
「目的地(理想の状態)」を
決めて欲しいと思っています。

 

だから、口ぐせは、
「どうなっていたらいいですか?」

 

主役は「お客様」

 

私は答えを持たないようにしています。

 

だから、
私を先生とは呼ばないでください!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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