なぜ、仕事が趣味だとうまくいかないのか？

経営者の方とお話をする時に
「仕事以外でやりたいことありますか？」
という質問をすることがあります。

私は、30歳の時、
経営方針の違いから、
祖父と喧嘩して祖父の会社を飛び出し、
無職になりました。

その時のお話はコチラです。

あらためまして、瀧田です。

その後、自分で仕事を始めて
今に至るのですが、
ずっーと仕事をしてきました。

家族もいたので、
なんとか生活をするためにも
仕事をする必要がありました。

だからと言うわけでもないのですが、
趣味なんかいらないし、
仕事が趣味だと思っていました。

実際、仕事も楽しかったし、
無職になったことがあるので、
人の役に立てるのが嬉しかったのも
あります。

だから、
休みなく、仕事をしていても
苦にもなりませんでした。

しかし、２～３年前から、
モティベーションの維持が難しく
なってきました。

仕事をすればするほど、
上手くいかなくなってきたのです。

実際、仕事はうまくいっていた
と思います。

自分のやりたいことはできているし
ビジネスモデルも固まりつつ
ありました。

でも、モティベーションが上がらない・・・

それは、どうしてなんでしょうか？

今なら、分かります。

仕事というのは、
やったほうがいいことが無数にあります。

どんなに時間をかけても
全てをやり切ることができません。

以前、NHKスペシャルで
アニメ「エバンゲリオン」の監督
庵野さんの特集がありました。

庵野監督にインタビュアーが
作品はどうなったら完成するのですか？
と聞いた質問に
「締め切り日が来た時です」
と答えていたのが印象的でした。

つまり、仕事に終わりはないのです。

だから、
時間が来た時に仕事が終わるのです。

仕事が終わったら○○しようと思っても、
その時は来ないのです。

だから、
仕事以外に、やりたいことを作って、
仕事の時間に制限をかける必要が
あります。

実際、やりたいことがあれば、
仕事を終わらせないと、
やりたいことができません。

趣味が仕事だと、
終わりの時間が寝る時間なので、
寝る時間まで仕事をすることになります。

それだと、いつまで経っても
仕事が終わらないので、
達成感が味わえなくなります。

達成感が味わえないので、
モティベーションが下がります。

一方、趣味はそれ自体をすることで
気軽に達成感を味わえます。

趣味のために、仕事を終わらせようと
考えるようになります。

仕事はキリがないので、
仕事で達成感を味わおうと思うと
なかなか難しいのです。

仕事以外にやりたいことがあれば、
それができていれば達成感を味わえます。

仕事がうまくいっていなくても
それが仕事を前に進める原動力になります。

そして、前に進めていれば、
仕事もうまくいくようになります。

そんなものだと思います。

だから、仕事以外にやりたいことが
あったほうがいいんです。

私は、それがテスラだった
ということです。

どんだけ、テスラが好きなんだ！
という話ですね！(笑)

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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