「かっぱ寿司」の社長さんが
逮捕されてしまいました。
前職の「はま寿司」の
仕入れ先や価格などの重要なデータを
違法に入手していたそうです。
そもそも、同業種にいた役員を
社長に迎え入れるなんて、
リスクが高すぎます。
この社長さんは、
2020年11月に「かっぱ寿司」に転職し、
2021年6月には「はま寿司」から
刑事告訴されているので、
すぐにバレたという話だと思います。
どうして、こんなに
すぐバレるようなことをした
のでしょうか?
「機密情報だと思わなかった」など
と言っているようですが、
素人が考えても
機密情報だと分かります。
苦し紛れの言い訳です。
社長にまでなるような
優秀な人が分かっていないはずが
ないのです。
だって、「かっぱ寿司」が、
仕入れ先や価格などの情報を
公開するわけがありませんから・・・
どうして、こんな愚かなことを
したのでしょうか?
私は、こういう問題を考える時に
大事にしていることはあります。
それは・・・
人は選んでいる!と言うことです。
周りから見れば、
全く愚かに思えることでも、
本人にはそう思っていない
と言うことです。
本人はそれがよい!と思って。
その選択をしたのです。
では、そうなってしまった
背景は何があるのでしょうか?
いろいろネット記事を見ていると、
こんな記事がありました。
かっぱ寿司は赤字が続き、
社長が度々交代していたが、
成果が出なかった・・・
なるほど・・・
社長を任命しても、
成果が出なければ、
次々交代させてきたのでしょう・・・
つまり、
社長になっても
成果が出せなければ、
解任されるかもしれないという
焦りがあったのだと思います。
短期で成果を上げることに
意識を奪われて
ズルをしてしまったのでは
ないでしょうか?
人が成果を上げるには
時間がかかります。
うまく行かないからと言って
人をコロコロ変えてしまったら、
上手くいかなかったことが
積みあがらずにリセットされます。
これでは、いつまで経っても
人ができるようになりません。
人ができるようになるには、
時間がかかるのです。
取り変えれば機能するというのは
モノの発想です。
人をヒトとして見て、
人の成長に合わせて
組織を変える必要があります。
とは言え、
事業は外部環境に左右されるので、
人の成長を待っていたら、
間に合いません。
だからこそ、
人と組織を同時に育てる必要が
あるのです。
ポイントは目標設定です。
高すぎる目標を立てると
どこかでズルしないと
帳尻が合わなくなる・・・
日野自動車と同じ構図が見て取れます。
焦りが全てを台無しにします。
焦るとことを仕損じる
トランキーロ!あっせんなよ!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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