人間性で選ぶんですか?

先日、森保監督は、
FC東京対C大阪戦を視察した際、

 

出場のなかった
長友選手のことについて
記者団の質問に
こんな風に答えました。

 

ベンチにいる時も
人間性は出ると思うので、
その意味で試合に出ていなくても
チームの一員なんだというところは
見せてもらいました。

 

長友選手は、
森保監督のお気に入りです。

 

ワールドカップの
最終メンバーに選ばれるか?
注目されています。

 

私、いつも思うのです。

 

人間性って何だろう?って・・・

 

よく、人間性が大事だ!
という話になります。

 

『日本国語大辞典』によると

 

人間性とは・・・

 

人間の本性。
人間としての生まれつきの性質。

 

だとすると、
人間性というのは、
誰でも持っているいうことに
なります。

 

そして、
生まれつきということは、
その良し悪しの評価をしては
いけないものだと思うのです。

 

なぜなら、
人間性が悪いと言うことは、
生まれつき悪いということ
になってしまうからです。

 

森保監督は、
代表選手を人間性で選ぶ
のでしょうか?

 

では、どんな人間性なら
代表選手に選ばれるのでしょうか?

 

正直、人間性で選ばれたら、
選手としてはたまったものでは
ないと思うのです。

 

だって、
人間性で選ばれなかったら、
生まれつき代表選手になれなかった
ということになるからです。

 

理屈っぽいかもしれませんが
私がどうして
「人間性」を評価することに
反応しているか?
というと・・・

 

ロボット人事研究所の
バリューが

『人の可能性を信じる』

ということだからです。

 

昨日のブログの続きになりますが、
人と人が違うという立場に立てば
良い悪いの判断はありません。

 

逆にいうと、
良いも悪いもあるのが人間だと
思っています。

 

「人間性」を語る人に
どれだけの「人間性」があるので
しょうか?

 

なんて言っている私は、
「人間性」を語る資格はないかも
しれません。

 

そいういう意味で、
人って、なかなか発達できない
ものだと思うのです。

 

「人はなかなか発達しない」

人はなかなか発達しない

 

キレイごとかもしれませんが、
評価を手放すところから
始めないと、
人は活かすなんてことはできない
のだと思います。

 

ちょっと「人間性」という言葉に
過剰に反応しすぎたかもしれません。

 

でも、可能性を狭めちゃいけない!
という想いが常にあるんです。

 

たぶん、これが、
私がチービルディングをやっている
深い理由なんだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

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