10月28日夕方に決定した
「総合経済対策」よると、
電気やガス、ガソリン代など
の高騰に対し、
標準的な家庭で
来年1月から9月までの総額で
一世帯あたり年間45000円(月5000円)の
負担軽減策を導入するそうです。
月5000円と聞くと
大した金額ではないですが、
全世帯に配るとなると
総額6兆円になるそうです。
本当に困っているひとには
必要なお金だと思いますが、
結局、みんな、
貯め込んで使わないと思います。
コロナ禍の時の10万円と同じです。
そうなると、相当の死金です。
ちなみに
原子力発電を1基作るのに
幅はありますが、
5000億から1兆円で作れるそうです。
6兆円あれば、
少なくても6基は作れます。
6基もあれば、
現状のエネルギー不足を
だいぶ改善できるのではないでしょうか?
もっとも、原発の増設は、
議論が分かれるところだと思うので、
原発の増設でなくても、
発電量を増やしコストを下げる選択が
他にあるのではないでしょうか?
何が言いたいのか?というと
現場(国民)の声を聴き過ぎて
リーダーが大局的な決断が
出来ていないのが問題だと思うのです。
場当たり的な対策では、
現状を変えることはできません。
思い切った手を打つ必要がある
と思うのです。
これは職場も同じです。
何をやっても
現場(社員)からは不満がでます。
その不満を解消するのは、
現場の(社員)声を聞くことではなく
結果を出すことです。
だから、
結果を出すための選択をすべきです。
しかし、結果を出す選択は、
現場(社員)から理解が得られにくです。
その選択と結果がつながりにくい
からです。
だからこそ、その選択が
どのように結果につながるのか?
話さなければなりません。
ここで、伝えるために、
現場(社員)の声を聞く必要が
あるのです。
どこまで伝わっているのか?
どこにギャップがあるのか?
どうしたら伝わるのか?
現場(社員)の声を聞くというのは、
現場(社員)の言う通りにする
ということではないのです。
みんなで決める
というのも同じです。
常に決めるのはリーダーです。
みんなで意見を出し合いながら、
リーダーが「これならいける!」
と思える選択をして、
上手くイメージをみんなと共有しながら、
やると決めることが大事です。
今回の件でいうと、
お金をばらまくことで、
急場はしのげるかもしれませんが、
その後が上手くいくイメージが
できません。
これでは、結局、
人がついて行かないので、
フォロワーが生まれず、
リーダーはリーダーにはなれません。
リーダーの仕事は、
まずは「これならいける!」という
イメージを共有できる選択をする
ことです。
そして、
「これならいける!」という
イメージを伝え続けることなのです。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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