私は管理職に向いていません

先日、お客様の会社の
管理職の社員さんと
面談をしている時に
こんなことを言われました。

 

私は管理職に向いていません

 

なるほど・・・

 

どうして、そう思うのか?
聞いてみました。

 

すると・・・

 

社長と話していると、
私に対して
物足りなさを感じているが
分かるのです
とのことでした。

 

なるほど・・・

 

それについて、
社長に聞いてみたことがあるのか?
聞いてみました。

 

すると・・・

 

聞けるわけないじゃないですか?
とのことでした。

 

これって、「効き脳」でいうと
C脳(友好脳)が高い人にありがちな
傾向です。

 

「効き脳」の思考のパターンです。

 

思考のパターンは
4つに分けることができます。

 

A: 論理・理性脳
B: 計画・堅実脳
C: 感覚・友好脳
D: 全体・創造脳

 

 

それぞれに、高い低いがあります。

 

C脳(友好脳)が高い人は
いわゆる「空気」が読める人です。

 

「空気」が読めるというのは、
気が利くとか、配慮ができる
という「強み」があります。

 

管理職としては大事なことです。

 

しかし、その一方で、
相手が思っていると勝手に思い込んで
落ち込んだり、あきらめたり
してしまいます。

 

その結果、
あれもこれも考えて、
動けなくなってしまいます。

 

いつも、ブログに書いていますが、
人は「強み」でやらかします。

 

相手の気持ちが分かる(つもり)ので、
相手の気持ちに応えようとして、
自分の気持ちを押し殺して、
受け入れてしまいます。

 

本当は、相手に頼んでもいいのに
頼まないで、自分でやってしまう・・・

 

人に仕事を頼めば、
その人は、経験ができるので、
その人の成長につながります。

 

つまり、何でもかんでも、
自分でやってしまう管理職は、
人を育てることができません。

 

そういう意味では
管理職の仕事をしていません。

 

で、どうしたいか?です。

 

管理職を降りることもできるし
続けることもできます。

 

管理職を続けたいのであれば、
自分を変える必要があると
お伝えしました。

 

人は変えることはできませんが、
自分を変えることはできます。

 

それは、
行動を変えればよいのです。

 

イヤなことはイヤと言い、
頼みたいことがあれば頼む

 

そんなことをお伝えしたら、
職場が回らないじゃないないですか?
と言われてしました。

 

でも、それは、
聞いてみないと分かりません。

 

もし、断られるのであれば、
自分でやればいいんです。

 

最初からやるつもりだったのだから、
自分でやればいいんです。

 

でも、頼んだら、
やってくれることもあるかもしれません。

 

実は、上司を手伝いたいと
部下が思っているかもしません。

 

結局、自分で判断しているのです。

 

判断するのは、相手です。

 

だから、自分で判断することなく、
相手が判断するんだと思えれば、
頼めるようになるのではないか?
というお話をしました。

 

結局、やってみるということに
なりました。

 

自分を変える時に大事なことは
できない自分に失望しないことです。

 

最初からうまく行きません。

 

10回中2回か3回、
上手くいけばいいと思えれば、
10回はチャレンジできます。

 

そもそも、私に、
管理職に向いていませんという時点で
私は管理職に向ていると思いました。

 

自分ができていないということが
分かっていることが、成長には大事です。

 

そして、
成長したい!と思っている人が
管理職に向いているのだと思います。

 

人を成長させるには、
まず、自分が成長したいと
思っていることが大事ですから・・・

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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