これをやれば組織は強くなる

前回に引き続き、
田村さんの書籍にテーマに
ブログを書いてみたいと思います。

 

書籍に書いてあることは、
非常に示唆に富んでいて、
いくらでもブログが書けそうですが、
書籍は買っていただきたい(笑)ので、
ほどほどに書きたいと思います。

 

『やる気の正体』
人生を好転させるには何が必要か?

 

田村さんが
高知支店を立て直した時に
やったことが書いてあるのですが、
これがものすごく大事なことので、
このことを書こうと思います。

 

こんな風に書いています。

 

「一年かけてこれだけはやろう」
という目標を一つか二つ
リーダーとメンバーに決めてもらったのです。

そして月に一回、決めたことをやったかどうか
確認することにしました。

「結果のコミュニケーション」と
名付けた苦痛な仕事でしたが、
これが非常に良かったと思います。

これにより初めて規律というものが
支店内にできた思います。

 

さらっと書いていますが、
これがなぜ苦痛なのか?が
わかるかどうか?

 

おそらく、
成果を上げている人は、
この「苦痛」の意味がわかる
と思います。

 

たとえば、
ブログを毎日書く・・・

 

そう決めた時は
ブログを毎日書いたら
成果が上がるだろう!と思って
書くと決めます。

 

決めるのは簡単です。

 

やる!と言えばよいのです。

 

しかし、実際に
毎日書こうと思ったら大変です。

 

書くことが
思い当たらない日があったり、
体調が悪い日があったり、
家族にトラブルにあったり、
書くのが困難な時があります。

 

そんな時であっても
書かなければならないのです。

 

なぜなら、自分が決めたから・・・

 

自分が決めたことを
ちゃんとやったか?どうか?
確認をするのは苦痛を伴います。

 

やっていないのなら、
やるように指導しないといけません。

 

しかし、
人はやらされることを嫌いますから、
やるように言ったら、
関係性が悪くなります。

 

嫌な顔もされます。

 

それでも、
自分で決めたことなんだから
やるように指導する。

 

こんなの、しんどくて、
どの上司もやりたくありません。

 

普通の会社なら、
そのうち、言うのも面倒になって
言わなくなる・・・

 

そうすると、
組織の中に規律がなくなります。

 

逆にいうと、
自分がやると決めたことを
やり切るようになると、
組織の中に規律が生まれます。

 

組織としてできなかったことが
できるようになる。

 

これが組織の成長です。

 

大事なことは、
怒ったり、脅したりして
やらせるのはなくて、
自分で決めたんだから
やろうと思うように指導する
ということです。

 

怒ったり、脅したりして
やらせるのでは、
怒ったり、脅したりしないと
やらないので、
意味がありません。

 

では、どうしたら、
自分で決めたことを
自分でやるようになるのでしょうか?

 

それは・・・

 

目標設定の時点から、
自分がこれをやりやい!と
腹落ちをして決めることです。

 

本当に自分がやりたい!と
と決めたのであれば、
怒ったり、脅したりすることなく
やるはずです。

 

ただ、このように
目標設定をするためには、
決めるまでの間に
十分なコミュニケーションを
取る必要があります。

 

目標に価値を感じてもらった上で
決める必要があります。

 

そして、
やると決めたのであれば、
徹底してやるように指導する。

 

上司として時間がないなか、
これをやろうとするのは大変です。

 

苦痛以外の何ものでもありません。

 

しかし、
これが徹底できれば、
組織は必ず強くなります。

 

成果が出ている組織にしたら
当たり前のことなんですが、
できている組織は少ないと思います。

 

リーダーとメンバーが、
どこまで目標にコミットしているか?

 

多くの組織を見ていて
成果が上がるか?どうか?は、
ここが違いなんだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

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