どうしてテレワークが上手くいかないのか?

先日、お客様のところで
テレワークについて相談を
受けました。

 

どうも、テレワークだと
仕事は進むんだけど、
想定外のことが起ったり、
新しいものを始めようとすると
上手くいかない・・・
ということのようです。

 

仕事が進むというのは、
いわゆるPDCAを回すということです。

 

計画を実行して確認して修正する・・・

 

計画を立てて、目標と役割を決めれば、
あとは、やるだけです。

 

あとは、やったことの確認をします。

 

計画と行動に差があれば、
その計画の差を埋めるための
行動を指示します。

 

その指示通りに行動すれば、
その差が埋まり、結果が出ます。

 

こう考えると、
十分、テレワークで仕事ができる
ような気がします。

 

しかし、問題が起きたり、
新しいことをしようとした時に、
アイデアがまとまりません。

 

問題を解決しようとする時に
そもそも、それぞれの認識が違って
いるから問題が起こるのです。

 

その違いを乗り越えないと
問題を解決したり、
新しいものを生み出すことは
できません。

 

その違いを乗り越えるためには
それぞれの背景を伝えて、
どうなっていたらよいのか?
を考えることです。

 

その時に、
それぞれの背景を伝えたり、
どうなっていたら良いのか?
を話し合う必要があります。

 

それがテレワークでできるのか?
という話です。

 

私の経験上、1対1なら、
かなり深い話ができます。

 

4人までならなんとかなるかも
しれませんが、
5人以上になったら、
まず、深い話はできません。

 

テレワークではできない仕事が
あるのです。

 

つまり、それは、
テレワークが悪いのではなくて、
仕事のやり方を使い分けていないこと
が問題なのです。

 

そういう意味で、
テレワークでできる仕事と
テレワークでできない仕事を
分ける必要があります。

 

そして、
テレワークでできない仕事は、
どうやって集まってやるか?を
考える必要があります。

 

それは、
誰を集めるのか?
どのくらいの時間でやるのか?
どのくらいの頻度でやるのか?
その場で何が決まればよいのか?
を決めるということです。

 

そもそも、
その会議で扱うテーマは何か?

 

これを決めるには
会社の最終ゴールを決める必要が
あります。

 

最終ゴールから逆算して
コミュニケーションをデザインしないと
テレワークで扱うべきでない問題を
テレワークで話し合うみたいな
ことが起こるのです。

 

これって、
テレワークだけの問題ではなくて
そもそも、普段の会議でも、
話すべきことが話せているか?
の問題なんです。

 

結局、上で決めておかないと
下で帳尻を合わせるのは無理がある
ということなんです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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