先日、社員さんと面談していたら
こんなことを言われました。
社長が仕事の邪魔をするんです!
取引先との関係で、
16時まで終わらせないといけない
仕事をしているのに、
社長がやってきて、
どーでもいい話をしてくる
そうなんです。
これ、よくわかります。
私も、前の会社にいた時に、
締め切りギリギリの仕事をしている時に
社長が現れて、話をし出したら、
「あ~終わった・・・」
と思っていました。
もちろん、社長は、
仕事を邪魔にしに来たわけでは
ありません。
社長が大事だと思った話をしに
来ているだけです。
その結果、社員にとって、
優先順位が高い仕事ができなく
なってしまったということです。
結局、優先順位の問題です。
社長が仕事の邪魔をする!
なんて言い方をしていますが、
この社員さんは任された仕事を
全うしようとしているのです。
そういう意味で、
この社員さんはちゃんと
仕事をやろうとしているのです。
では、そんなちゃんとした社員が
どうして、会社に対して批判的だったり、
攻撃的な言葉を使うのでしょうか?
それは、見ている視点が低いのです。
これは、私がよく言っている
「5階建て理論」で説明ができます。
それぞれの視点って、
ビルの階層のようなものだと
思っています。
1階が一般社員
2階が係長
3階が課長
4階が部長
5階が社長
それぞれの階層によって
見えるものが違います。
5階の社長は遠くのものが見えますが、
1階の一般社員は近くまでこないと
モノが見えません。
それは、見える能力の違いではなく
立ち位置の違いです。
社長だって、1階にいたら、
遠くが見えなくなります。
だから、見える見えないに
良い悪いはありません。
ただ、与えられた役職に応じた
階層にいないことが問題です。
今回、面談した社員さんは、
1階の一般社員さんです。
それは、見えていないだけで、
良い悪いの話ではないのです。
社長が仕事の邪魔をしている!なんて
言い方の良し悪しはありますが、
まぁ~お互い様です。
このように「5階建て理論」で
考えられるようになると
あまり感情的にならなくなります。
社長さんと話をしていると
4階とか3階のレベルの仕事を
1階の一般社員の求めていると
感じる時があります。
求めるのであれば、
その階層まで上げる必要があります。
でも、その階層に上がるには、
時間がかかったりします。
であれば、そこは時間をかけて
育てるしかないのです。
常に1つ上の仕事をしていたら、
成長は早くなります。
ただ、完璧にはできないので、
多少の出来ないことは目をつぶって、
やってもらうことを優先するしか
ないと思うのです。
無理をさせているのは
会社なんですから・・・
そう考えると、怒れないですよね!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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