出場機会のない柴崎選手にどう声をかけるのか?

先日、テレビを見ていたら、
サッカー日本代表の森役監督と
侍ジャパンの栗山監督が
対談をしていました。

 

その中で、
栗山監督が森保監督に
カタールW杯で出場のなかった
柴崎選手にどのように声をかけたか?
質問をしていました。

 

それに対して、森保監督は、
「話せる範囲で、なぜ使わないのか、
なぜ優先順位が違う選手にあるのを
本人にストレートには話す」
と答えていました。

 

その答えを聞いた栗山監督も
「『自分のタイプはこうで今チームはこうだ』
ってはっきり言ったほうがいいと思いました」
とコメントしていました。

 

そうなんですよね!

 

チームのメンバーを選んだり、
仕事を依頼したりする時に
その理由を伝えることって大事です。

 

そもそも、部下に仕事を依頼する時に
何と言って依頼するでしょうか?

 

手が空いているから・・・

 

今、任せている仕事がないから・・・

 

そんな理由もあると思います。

 

しかし、それで、
仕事を依頼された部下は
全力を尽くすでしょうか?

 

それは難しいと思います。

 

誰がやっても同じ仕事に
全力を尽くす人っていないと思います。

 

そこは、自分しかできない仕事や
自分なら上手くやれる仕事だから
全力を尽くすのです。

 

そう考えると
成果が上がるような
仕事の依頼の仕方があります。

 

それは・・・

 

依頼される人の強みを活かせるように
仕事を依頼するということです。

 

依頼された仕事が
自分の強みを生かせる仕事だったら
全力を尽くのです。

 

だから、上司として、
部下の強みを活かそうとしたら、
そもそも、任せようとする部下の強みを
把握していなければなりません。

 

自分の部下の強みを把握しているから
部下に適切な仕事を依頼することが
できるのです。

 

このように成果を上げようとしたら、
「強み」=「人材力」から
スタートする必要があります。

 

この話は、いつもブログに書いている
組織で成果を上げるための大原則
「SSR理論」の話です。

 

「SSR理論」とは、

Strength(人材力)

Structure(組織力)

Relation(関係力)

 

この3つを掛け合わせることで
成果が出るという理論です。

 

「人材力」×「組織力」×「関係力」

 

この掛け合わせるというイメージが
今回のお話です。

 

強みという「人材力」があって
役割や目標という「組織力」があって
それについてコミュニケーションをする
という「関係力」があって、
成果が上がります。

 

だから、チームビルディング的に
仕事を依頼するとしたら・・・

 

相手の強みを把握して、
その強みが活かされる仕事を選び、
なぜ、その仕事をその人に任せるのか?
その理由を説明した上で依頼します。

 

これって、森保監督が
柴崎選手に声をかけたのと
同じやり方です。

 

そう意味で、
森保監督はチームビルディングが
わかってやっているのだと思います。

 

森保監督のこのようなマネジメントが
チームに一体感を与え、
結果として、強豪2チームを倒す
成果を得られたのだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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