昨日は、以前からお知らせをしていた
オープンセミナーの2回目でした。
「白鳥奈々子さん」というワークで
人が辞めない組織の作り方について
お話をしました。
そのアイスブレイクで、そもそも、
「理想の上司」ってどんな上司なのか?
話し合ってもらいました。
すると・・・
ある参加者の方がこんなことを
おっしゃっていました。
放っておいてくれる上司
なるほどなぁ~と思いました。
できる部下にしてみたら、
上司の指示なんていらないのです。
自由にさせてもらって、
何かある時だけ責任を取ってくれれば
それでいいのです。
そもそも、そういう部下は、
問題を起こさないので、
上司に責任を取ってもらうような場面も
ありません。
自分一人でできるから
自由にさせてもらう以外、
上司に何も求めないのです。
これは、すごくよく分かります。
私自身も、
目指している先輩はいましたが、
上司に何かをしてもらった
記憶はありません。
自分で勝手に仕事をしていました。
だから、後輩が入ってきた時に
上司から指導するように言われた時に
どうしてよいか?分かりませんでした。
仕事なんて、自分で考えて、
やるものであって、
人に教わるものではないと
思っていました。
今回、セミナーで
参加者の方のからの
「放っておいてくれる上司」
という言葉で、
私自身の会社員時代のことを
思い出しました。
いいから、邪魔しないでくれ!
そう思っていました。
そんな私が、今は、
部下の強みを活かしましょう!
と言っているんだから、
変わったものだな!と思います。
ただ、組織作りの現場にいて、
明らかに、環境が変わってきている
ように思います。
私が若手社員だった頃は、
毎年、後輩が入ってきました。
次々に後輩ができるので、
負けたくないというか、
成長しなければ、
追いつかれるというという
恐怖感がありました。
だから、後輩に負けないように
仕事をきちんとやろうとしました。
自然と競争原理が働きました。
それに対して、
今の若手社員は、
数年ぶりの新入社員みたいな感じです。
一番近い年齢の先輩が
一回り(12年)違うなんてことも
ざらにあります。
こうなると、
競争の対象にもならないし、
追いつこうとも思えません。
そうなると、
どうしても向上心というか、
成長しなければならないという
気持ちになりません。
そんな環境だったら、
自分もどうだったか?分かりません。
ただ、成長はしないと、
仕事は面白くならないので、
仕事が面白くなるような環境を
整えてあげる必要はあるのだと思います。
そういう意味で、
成長が感じられるようにする上司が
理想の上司であり、
そのためには、
良い悪いは別にして、
できるようにするためには、
1ON1面談のように
一人ひとりきめ細やかに育成していく
必要があるのだと思います。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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