部下を教えるのは一石二鳥

先日、お客様の社長さんと
話している時に、
上司が部下を教育しない
という相談をいただきました。

 

上司からに話を聞くと、
仕事を終わらせようとしたら
部下の面倒をみている時間がない
とのことです。
 

ということは、
そもそも、部下を教えることが
仕事だと思っていない
ということです。

 

いつもブログに書いていますが、
人はやりたいことしかやりません。

 

だから、部下に教えることが
上司にとってやりたいことにならないと
上司は部下に教えようとしません。

 

上司が部下に教えるようになるには、
上司のメリットがハッキリしている
必要があります。

 

では、部下を教えることが
上司にとってどんな良いことがある
のでしょうか?

 

実は、部下を教えるのは、
一石二鳥だと思っています。

 

1つ目は、自分の仕事が楽になる
ということです。

 

部下の仕事のレベルが上がれば、
自分の仕事を任せることができます。

 

自分がやっていた仕事を
部下ができるようになれば、
上司の負担を減らすことができます。

 

ただ、部下ができるようになるまで
時間がかかります。

 

時間がかかるが故に
早くから取り掛からないと
いつもで経ってもできるように
なりません。

 

早めに取り掛かって、
早めにできるようになれば
それだけ、早く、上司は楽になります。

 

2つ目は、部下が辞めなくなる
ということです。

 

教えてもらうことで、
できるようになります。

 

できるようになると
成長を感じることができる
ようになります。

 

成長を感じられると
自分の可能性が広がったと
感じることができ、
自分のキャリアが描けるように
なります。

 

つまり、
教えてくれる上司と一緒にいると
成長の仕方を学べるから、
この上司について行こうと
思うようになります。

 

こうなると、
簡単には辞めなくなります。

 

人はできることが増えていくと
やりたいことが見つかります。

 

逆に、やりたいことがないのは
できることが少ないからです。

 

だから、キャリアを描くには、
とにかくできることを増やしていく
ことが必要です。

 

そういう意味で、
自分のできることを増やしてくれる
上司の元で働きたいと思うのは
当然のことです。

 

結局、自分が楽をしようとしたら、
自分の仕事をやってくれる部下を
育てるしかないのです。

 

そして、育てることで、
自分の元で学び続けようと思えば
そのまま会社に残ります。

 

これが、人が残ることによって
会社も大きくなり、
安定することになって、
自分の将来も安定することに
なるのです。

 

このように、部下を教えることが
自分に返ってくるということを
理解してもらうことが
大事なんだと思います。

 

結局、人は、
自分にとってメリットのあることは
やるんです。

 

だから、そのメリットを
いかに伝えるか?が大事だと
思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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