コーチは鬼軍曹ではない

強豪校と言われている
秀岳館高男子サッカー部で
コーチが部員の生徒を蹴っている
動画がSNSにアップされて
話題になっています。

 

このコーチは暴行の疑いで、
書類送検されました。

 

私が中学の時は、
先輩からケツバットとか
普通に暴力がありましたが、
今どき、暴力が残っているんですね!

 

こういうニュースを見ると
いつも不思議に思うんですけど、
コーチングを学ばずに
コーチになっている人が多いな!
と思います。

 

コーチの役割を何だと思っている
のでしょうか?

 

鬼軍曹と勘違いしているように思います。

 

「コーチ」は、
「コーチング」をする人のことです。

 

「コーチング」の言葉の由来は、
「人を目的地まで運ぶ乗り物」
である馬車のことです。

 

今の言い方をすれば、
「タクシー」です。

 

「タクシー」に乗って、
運転手さんに行く先を伝えると
連れてってくれます。

 

つまり、「コーチ」とは、
「現在地(現状)」から
「目的地(理想の状態)」
に向かうことを支援する人のこと
を言います。

 

あくまでも、
本人が行きたいところに
行けるようにするだけです。

 

暴力を振るって、
無理やり、連れていくような
ものではありません。

 

だから、そもそも、
コーチングに暴力は必要ありません。

 

人は楽をしたい生き物なので、
強制力を持たせないといけない
時もあります。

 

しかし、それは、
目標に対してであって、
コーチが自分の気分で
暴力を振るのと全然違う話です。

 

コーチに必要なことは、
相手が何を目指しているのか?
を知ることです。

 

相手のゴールがわかれば、
現状との間のギャップがわかります。

 

現状からゴールに向かうためには
そのギャップを埋める必要があります。

 

そのギャップを埋めるために
何をしたらよいのか?を質問して
いくつか選択肢を考えてもらいます。

 

その選択肢の中から
やりたいことを自分で決めてもらい、
あとは、コーチとして
行動することを後押しすれば
よいのです。

 

そうすれば、ゴールに向かって、
自分でやるべきことをやるので、
暴力なんかでコントールしなくても
成果を上げることはできます。

 

結局、暴力を振うコーチは、
目標を達成させるスキルがないだけです。

 

先日も、
「学ばないから精神論になる」
というブログと書きましたが、
世の中のコーチ(上司)は、
人を育成するスキルを学んでいない
のだと思います。

 

学ばないから根性論になる

 

ただ、人を育成するスキルを
学ぶ機会が与えられなかったのも事実です。

 

そう考えると、
組織(会社や学校)として
コーチ(上司)になるまでに
コーチングを学べる機会を
提供する必要があると思うのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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