昨日のブログで、
130万円の壁の撤廃への
政府の動きが遅すぎるという話を
書きました。
『なぜ、いつも打ち手が遅れるのか?』
遅い理由は、
ミッションとビジョンがないから
タックマンモデルの「谷」をくぐれない
からだと書きました。
あともう1つ大事なことがあります。
今日は、そのことを書こうと思います。
変化が起こらないのは、
そこに、リーダーがいないからです。
大きく変えるには、
決断できる人が必要です。
それがリーダーです。
リーダーという言葉の語源は、
インド・ヨーロッパ語で
「LEITH」という言葉です。
その意味は、
「敷居を越える」
「死ぬ」
という意味だそうです。
できるかどうか別にして、
やると決めて一線を越えるのが
リーダーです。
まさに、リーダーとは、
前回話したタックマンモデルでいうと
真っ先に「谷」をくぐれる人です。
リーダーは常に先頭に行く人です。
行くと決断するは、1人でしかできません。
みんなで決めるなんて言い方がありますが、
みんなで決めることはできません。
まず、誰かが決めないといけません。
だから、リーダーは1人なんです。
リーダーは1人なんですが、
そのリーダーについて行く人(フォロワー)が
現れて、集団ができます。
リーダーが決めても、
フォロワーが現れなければ、
リーダーは1人きりです。
結局、1人になるのが怖いから
リーダーをやりたがないのです。
リーダー不在の世の中と言われます。
答えが1つの時代なら、
リーダーをやるのは簡単です。
決めることさできれば、
答えは1つですから、みんなついてきます。
しかし、答えが1つでない時代だから、
決めたとしても、ついてきてくれるかどうか
分かりません。
そういう意味では、
リーダーとして、ただ決断するだけではなく、
対話を促し、合意形成まで持って行ける
ことが求められます。
マイナンバーの問題にしても、
防衛力強化の問題にしても、
リニアモーターカーの問題にしても、
130万円の壁の撤廃の問題にしても、
対話をして、合意形成をするとなると
時間がかかるのです。
その一方で、
変化のスピードが上がっていて
決断に時間がかかると
どんどん状況は悪化して、
手遅れになっていきます。
そうなると、どこかで、
強引に進めていかないといかないと
いけないのかな?
なんて思ったりしています。
ただ、その強引さは、
自分自身のためではなく、
全体の利益になるように、
大きなビジョンとミッションに基づいた
ものである必要があるのだと思います。
取り留めのない話になってしましたが、
時代のねじれを感じます。
価値観の多様化を容認するなら
決断は個々に任せて、
自己責任にならざるを得ないと思います。
リーダーを求めるのではなく、
個々がリーダーになって
自分の価値観で決断できるようにならないと
多様性など成立しないと思います。
決断ができる人にとっては
よい世の中ですが、
決断ができない人
(文句ばかり言っている人)にとっては
厳しい世の中なんだと思います。
また、
元も子もない話になってしました・・・
自分ではどうにもならない問題に
話を広げても、考える意味がありません。
まずは、
自分のできることをやるしかないんです。
結局、言いたいことは、
力をつけて決断できる人になりましょう!
ということです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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