先日、管理職の方に向けて
面談の研修を行いました。
会社から部下と面談をするように
言われているのですが、
何を話してよいのか?分からない
という管理職が多いとのことでした。
そこで、お伝えしたのは、
面談で大事なことは、
話すのではなく、聴くということです。
人は、自分の話を聴いてくれた人に
信頼感を覚えます。
だから、
面談で何を話そうか?なんて思わずに、
相手の話を聴けば良いのです。
ただ、部下にしても、
上司から話を聴くよ!と言われても、
何を話したらよいのか?
分からならないと思います。
そこで、
今回の研修でお伝えしたのが
「コーチング」です。
コーチングは、質問によって、
相手が考えていることを引き出す
コミュニケーションです。
とはいっても、
本格的にコーチングを学ぼうと思ったら
1日の研修では無理です。
そこで、「面談シート」を使って
コーチングを体験してもらいました。
「面談シート」については、
以前から、
私のホームページで配布しているので、
持っている方もいると思いますが
紹介しておきますね!
『ここのまま話せば、社員が辞めない面談シート』
差し上げます!
https://robotjinji.com/2019/11/20/post-999/
研修で、この面談シートを使って、
実際にコーチングをやってみたところ、
ある管理職の方から
こんな質問をもらいました。
面談をやっていて、
部下が辞めたいと言ってきたら、
どうしたらよいですか?
なかなか鋭い質問です。
社員が辞めない面談シートと
名付けたのは、
日ごろから面談をすることで、
信頼関係が高まり、辞めなくなります!
という意図でした。
辞めたいと言ってきた部下が、
辞めなくなるという意味ではありません。
ただ、そもそも、
面談で辞めたいと言ってくるのは、
迷っていたり、悩んでいるから
話しを聴いて欲しいということだと
思います。
もし、本当に辞めたいのであれば、
退職届を持ってくるはずですから・・・
また、冒頭でも書いたように
人は自分の話を聴いてくれる人を
信頼します。
だとしたら、
面談で辞めたいと言ってきても
部下の話を聴いてあげれば
自分で考え直すかもしれません。
辞めさせないように説得しようと
上司が一人で話しているより
よっぽど、とどまる可能性は高い
と思います。
人は変えられないので、
辞めたいという人を辞めさせない
ようにすることはできません。
しかし、
普段から、話を聴くことで、
辞めたくなるという気持ちを
和らげることはできると思うのです。
だからこそ、
何かあったら面談するのではなく
定期的に面談をする仕組みを
会社に取り入れる必要があるのです。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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