阪神タイガースが
シーズン２度目の10連勝で、
優勝マジックを「１」にしました。
早ければ、今日、優勝が決まります。
申し訳ないですが、
岡田監督が阪神の監督になった時、
大丈夫なの？と思いました。
年齢も65歳で、10年ぶりの監督業です。
勝手なイメージですが、
威圧的なイメージがあって、
若手が多い阪神で選手が委縮しないかな？
と思っていました。
現に、2012年、オリックスの監督の時、
シーズン序盤からチームが低迷し、
岡田監督が、遠征先のホテルの自室に
不振が続く3人の選手を呼び、
「どんな気持ちで野球をやっているのか」
と尋ねたところ、
返ってきた答えが
「監督が怖くて萎縮して打てないんです」
だったという逸話が残っています。
その当時も、岡田監督は
選手を直接怒ったことはないそうです。
しかし、チームが負けると
不機嫌を隠すことなく、
コーチへの当たりもきつかったそうです。
そんな監督の姿を見ていた選手は、
監督の顔色を窺い、
どんどん委縮していったそうです。
結果、岡田監督は、
シーズン途中の９月に
監督を解任されています。
しかし、今シーズンの岡田監督は
違うそうです。
いつもベンチで笑っていて、
試合後のインタビューでも
選手を批判することもなく、
できるだけ選手にプレッシャーを
与えないようにしているそうです。
あらためて、岡田監督の
試合後のコメントを読んでみると、
選手のことをよく見ている印象があります。
選手も監督がインタビューで
自分のことを話しているのを聞くと、
あ～自分のことを見てくれているんだ！
と思うと思います。
今シーズン、監督にあたって
岡田監督はやり方を変えたんだと
思います。
あらためて思うことは、
人は変わろうと思えば変わる
ということです。
一般的に50歳を超えたら、
変わるのは難しいと思いますが、
65歳の岡田監督は変わりました。
正直、チームがこれだけ好調なら、
怒る必要もないのかもしれません。
しかし、それでも、
今シーズン、ずっと好調だった
わけではないでしょうから、
監督の手腕が大きいのだと思います。
職場でも、社長や上司が
優秀であればあるほど、
「なんで、できないんだ！」という
無言の圧力がかかります。
そんな社長さんや上司の方から
お話を聴くと、
怒らないようにしたり、
関わらないようにしている
とのことですが、
どうしても、それが漏れ伝わる
ということがあるのだと思います。
おそらく、メンタルモデルに
こうあるべきだ！という信念や
強い思い込みがあるのだと思います。
そのメンタルモデル故に
今の成功や地位があるので、
否定はしませんが、
上手くいっていないのであれば、
それもまたメンタルモデルによるものです。
いつもブログに書いているように
メンタルモデルは変えられません。
おそらく、岡田監督のメンタルモデルも
そう変わっていないのだと思います。
（なんといっても65歳ですから・・・）
しかし、やり方は変えられます。
岡田監督は、やり方を変えて、
成果を得ました。
どうやって変えられたのか？
私は時間だと思います。
岡田監督は、
オリックスの監督を解任されてから
10年もの間、野球を見てきたのだと
思います。
時間はかかるのですが、
人は変わろうと思えば変われます。
だからこそ、大事なポイントは２つ。
今すぐ、変わることを決めることと
諦めずにやり続けることです。
ただ、それを一人でやるのは、
難しいのではないか？と思うのです。
だから、私は、
変わろうとする人のために
チービルディング経営塾を主催しているし、
卒業生の方が学び続けられるように
継続していこうと心に決めています。
現に学び続けている方は変わっています。
そんなチービルディング経営塾も
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ロボット人事研究所のバリューは、
「人の可能性を信じる」です。
人は変わろうと思えば変われる
ということをお伝えしたいと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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