JAXAのH3ロケットの打ち上げが
無事に成功しました。
その後も小型衛星を切り離して
軌道に載せるなど、
その任務を果たしました。
H3ロケットは、
昨年3月に2段目のエンジンが
着火せず、
ある新聞記者に
「それを失敗と言いまーす」と
切り捨てられたことがありました。
今回の成功を受け、
開発責任者の岡田さんは
お待たせしました。
H3が産声をあげることができ、
ものすごく重い肩の荷が下りた気がします。
と笑みを浮かべながら
記者会見に応じていました。
本当に良かったと思います。
成功したことを承認するのは
当然のことです。
しかし、実は、成功するためには、
成功したことの前に、
チャレンジし続けていることを
承認する必要があります。
昨年3月に2段目のエンジンが
着火しなかった時に、
失敗だ!と切り捨てられて
チャレンジをやめていたら、
今回の成功はなかったと思います。
上手くいかなったことを糧に
チャレンジし続けたからこそ、
今回の成功があります。
だとしたら、
成功のために大事なことは
チャレンジし続けることができるように
承認をすることです。
承認には3種類あります。
①結果承認
②行動承認欲
③存在承認
の3つです。
①結果承認
できたことを承認すること。
ロケットの打ち上げ成功
スゴイですね!と言うことです。
これはこれで大事なのですが、
岡田さんが
「ものすごく重い肩の荷」というように
相手にプレッシャーをかけることになります。
成功しなければ叩かれる・・・
成功したことばかり承認していると
チャレンジすることがコワくなります。
②行動承認
その行動(努力)を承認すること。
上手くいかないことを糧に
チャレンジし続けてますね!
のように言うことです。
行動承認が難しいのは
相手を見ていないと
承認できないということです。
結果承認は、
目に見えるので簡単ですが、
行動承認は
プロセスを見ていないと
承認できません。
ただ、行動承認ができると、
自分を見てくれているということが
相手に伝わるので、
チャレンジし続けよう!という
気持ちが生まれます。
③存在承認
その存在そのものを承認すること。
今回の成功はJAXAの成功ですが、
JAXAという組織には、
岡田さんだけでなく、たくさんの人がいる
ということを認識することです。
存在承認は、
当たり前すぎて難しいのです
だから、当たり前のすることを
するしかありません。
例えば、
挨拶をするとか、名前で呼ぶとか
相手を人として見ているということが
伝わることが大事です。
人はすぐにできるようにはなりません。
チャレンジし続けることで
できるようになります。
だから、人を育てようと思ったら、
まずは、存在承認から始めて、
行動承認をすることで
チャレンジし続けようと思う環境を
作ることが大事なのです。
できないこと(結果)だけを見て、
存在や行動を承認できない人には、
人を育てることができないのです。
人を育てられるようになりたいなら、
結果だけを承認しないということが
大事なのです。
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