漫画「島耕作」の島耕作が
佐賀県の副知事に就任したことについて
県議会で議員が、
「議会の同意を得ずに副知事に就任している」
との質疑を行ったそうです。
副知事 島耕作
https://sagaprise.jp/fukuchiji_shimakosaku/
島耕作は漫画の主人公ですから、
副知事に就任したといっても
一日警察署長のような広報の一環であって、
議会の同意なんて大騒ぎすること
でもないと思います。
しかし、質疑した議員は、
地方自治法162条を持ち出し、
「規定を無視して任命したのか」と
執行部に迫ったそうです。
まったく、大人気ないやり取りです。
この背景には、そもそも、
知事と議員との対立があったようですが、
反対のための反対であって、
健全な議論だとは思えません。
会社でも、ときどき、こういうことは
あると思うのです。
議論をしてして、
お互い感情的になってしまうみたいな・・・
感情的になってしまうと、
論理的に考えることができなくなるので
議論を続けたところで意味がありません。
議論になりませんから・・・
反対のための反対で
物事が決まらずに進まない・・・
では、どうしたらよいのか?というと
それはポジティブアプローチです。
ポジティブアプローチというのは、
理想の状態を描き、
現実と理想のギャップを埋めよう
とするアプローチです。
つまり、どうなったらよいのか?を
先にイメージして、
そこに近づくにはどうしたらよいのか?
を考えます。
そもそも、どうなっていたらよいのか?が
お互いに違っていれば、
それこそ、一緒にやっていくことは
無理だと思います。
しかし、ほとんどの場合は、
目の前の問題で対立していても
どうなっていたらよいか?は
そんなに違わないと思うのです。
だったら、まずは、そこから
話し合う必要があります。
話し合って、
同じゴールを目指していることが
確認できたら、
あとは、やり方の問題です。
やり方が人それぞれ違うのは
当たり前です。
経験も知識も思考も性格も違います。
だから、自分と違うことを非難しても
仕方がありません。
任せたのであれば、
相手のやり方で進めていくしかありません。
なぜなら、やるのは自分でないからです。
相手がやるなら、
相手のやり方を尊重すべきです。
それが効果的でないと思っても、
相手がそう思わない限り、
自分のやり方でやりたがりますから・・・
ただ、そのやり方で、
目指すゴールに近づかないのであれば
その時に言えばいいのです。
やり方で揉めてしまうと
ヤル気を失ってしまうので、
そのやり方をやらなまま終わります。
そのやり方をやって、結果が分からないと
そのやり方がまずかったことに気付けないので、
また、同じやり方をしようとします。
そこで、また、やり方で揉めると、
また元に戻ります。
致命的な失敗にならないのであれば、
まずは、本人がやりたいやり方でやって
もらえばいいのです。
意外と上手くいくかもしれません。
それはそれでいいと思うのです。
さて、今回の、
島耕作の副知事の就任問題。
この議員さんは
やり方が気に入らなかったのかもしれませんが、
ご自分が質疑することで、
ニュースに取り上げられ、話題になったことで、
結果として、今回の広報に一役買った形に
なりました。
こんな質疑をしなければ、
私は佐賀県が島耕作を副知事にしたなんて
知らなかったですから・・・
なんだかんだいって、
成果を出す島耕作、おそるべし!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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