ブログでいつもドラマのことを
書いていますが、
今期は「不適切にもほどがある」
を見ていました。
『不適切かどうかは背景による』
昭和のダメおやじが
令和にタイムスリップするというお話です。
タイムトラベルとしては
ツッコミどころが満載でしたが、
それはそれとして、
最終回で面白かったのは、
令和の時代もおかしいのですが、
昭和の時代もおかしかった
ということが描かれていたことです。
ついつい、
昔はよかったという話になりますが、
令和にしばらくいた主人公が
昭和に戻ると
昭和のダメなところが見てくる・・・
令和の時代もおかしいですが、
少なくても、今の時代が良くないと
言える時点で昭和より良くなっている
ように思いました。
昭和の時代はおかしいと思っても、
おかしい!って言えなかったですから・・・
令和の時代も
多様性に上手く対応できている
とは言えませんが、
それでも日本人の認知は
広がってきているように思います。
この認知というのが、
いつもブログに書いている
「トリプルループ思考」です。
ものごとを考えるにあたって
3つのレベルがあります。
①シングルループ
物事に「適切に取り組んで」いるか?
→適切なのか?不適切でないか?
②ダブルループ
「適切な物事」に取り組んでいるか?
→適切不適切ってどういうことなのか?
③トリプルループ
何が適切で、何が適切でないかについて、
「どのように判断している」のか?
→何をもって適切不適切だと判断するのか?
(昨日のルービックキューブ理論ですね!)
最終回の中で、
校長先生が女装していることが発覚して、
父兄から不適切だと言われて
退職に追い込まれるシーンがありました。
これは、シングルループ的な考え方です。
従来の価値観を疑いもせずに
状来どおりでないから間違っている
と判断しています。
しかし、令和の時代なら、
何をもって適切だと判断するのか?
という考え方ができていると思います。
(そうでない方もいますが・・・)
つまり、トリプルループ的に
考えられるようになっているだけ、
進化しているのではないか?と思います。
とはいえ、
ドラマの最後のテロップにあるように
何十年後の人たちにしてみれば、
令和の人間、まだ、こんなこと言っているよ!
なんて思わるのかもしれません。
結局のところ、
何が適切で何が不適切か?は
時代が決めるのです。
過去のことを今のものさしで測るのは
後出しジャンケンだと思うのです。
ダメなことはダメですが、
後出しジャンケンは厳しいですよね!
「寛容になりましょう!」が
このドラマのテーマだったのだと思います。
同じく宮藤官九郎さん脚本のドラマ
「ゆとりですがなにか」(2016年)の最終回で
松坂桃李演じる山路先生は
小学校5年生の生徒にこう言います。
大人だって間違える。
だから、他人の間違いを許せる
大人になって下さい。
TVer「 ゆとりですがなにか」
https://tver.jp/series/sr44y7mm5e
そう考えると、
2016年から8年経っても、
日本人はそんなに変わっていないかも
しれません・・・
簡単に変われないのですが、
8年前からテーマが変わらないのだから
それはそれで、目指している方向としては
これでよいのだと思います。
トリプルループ的な思考をすることで
(ルービックキューブ的に考えることで)
寛容になれるんじゃないかな?と思いました。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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