不適切かどうかは背景による

いつもドラマのことを
ブログに書いてきましたが、
最近、面白いドラマがなくて、
書いていませんでした。

 

久しぶりにブログに書きたい
ドラマが始まりました。

 

TBSドラマ
不適切にもほどがある

 

昭和のダメおやじが令和にタイムスリップする、
宮藤官九郎脚本のオリジナルストーリーです。

 

宮藤官九郎さんの脚本なので、
面白いに決まっているのですが、
昭和の当たり前と令和の当たり前が
衝突するドラマです。

 

話としては、無茶苦茶なんですが、
扱っているテーマが面白いと思いました。

 

詳しくは、ドラマを見ていただきたいのですが、
こんな話が出てきます。

 

先輩社員が若手社員にプレゼンの前に
「期待しているから頑張ってね!」と
声をかけたことがプレッシャーとなり
1ヶ月休職になったという話です。

 

人事部によると
応援したことがパワハラになると・・・

 

それってダメ?という先輩社員に

 

君がどんなつもりでも
相手は不快に思ったら、
それはもうハラなんだ!

 

こういう時代だから、
褒める時も言葉を選ばないとね!

 

多様性の時代だから・・・

 

「多様性の時代」

 

この「多様性」というのは、
本当に厄介だと思います。

 

多様性というのは、
自分と違うものを受けるということです。

 

だから、多様性はイヤだ!という
主張も受けるなければ、
多様性を認めていることにはなりません。

 

そうなんです。

 

多様性というのは、
無限にループする話なんです。

 

多様性を認めるとなんでもアリになります。

 

しかし、世の中、
何でもアリという訳に行きません。

 

ある程度の秩序が必要です。

 

そうでないと、
わがまま言う人が許されて、
責任感がある人が我慢しなければ
ならなくなります。

 

そんな理不尽は耐えられません。

 

では、どうしたら良いのでしょうか?

 

話し合いましょう~

 

いや、そうではなくて、
共通の目的を持つということです。

 

結局、適切かどうかは、
目的と目標によります。

 

昨日のブログで書きましたが、
フィードバックをする前提は、
相手の目標を知っていることです。

 

何を目指して、どうなりたいのか?

 

それを知っているからこそ、
適切な声がけや励ましが出来るのです。

 

昭和の時代は、
みんな、目指しているものが同じでした。

 

出世して、給料を上げて、
結婚して、子どもを作って
車を買って、家を建てて

 

しかし、令和の時代は、
目指しているものがそれぞれ違います。

 

だからこそ、相手と話をして、
相手が目指しているものを知らないと
不適切になるのです。

 

このドラマ、この後も、
昭和と令和を行ったり来たりして
今、行き過ぎている問題を
あぶり出してくれるのではないか?
と思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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