誰でも聖徳太子になれる?

先日、組織のコンサルティングで
お客様の会社の会議に参加している時
ある社員さんにこんな風に言われました。

 

聖徳太子みたいですね!

 

誰のこと?思いましたが、
どうも、私のことを言っているようです。

 

話を聞いてみると・・・

会議で、みんな、
好き勝手なことを言っているのに、
瀧田さんが全部まとめてくれる・・・
いったい、どうなっているんですか?

ということでした。

 

なるほど、そういうことであれば、
いつもイメージしていることがあります。

 

それは、氷山モデルです。

 

【氷山モデル】

「できごと」
何が起こったのか?

=============

「パターン」
どんなパターンなのか?
繰り返し起こっていることが何か?

=============

「構造」
どのようなしくみになっているのか?
どんなメカニズムになっているのか?

=============

「メンタルモデル」
どんな思い込みがあるのか?
何がそうさせているのか?

 

氷山モデルはフレームワークです。

 

氷山モデルをイメージしながら、
皆さんの話を聞きいていると、
パターンが見えてきて、
そのパターンを引き起こす構造があって、
その構造が見えてくると、
その構造を生みだすメンタルモデルが
見えてきます。

 

だから、聖徳太子のように
全員の話をきいているのではなく、
皆さんの話を聞きながら、
大きな氷山モデルをイメージしている
感じなんです。

 

みなさん、
ばらばらに話しているかもしれませんが、
同じ組織の話をしているので、
同じ氷山の話です。

 

氷山をどこから見ているか?
だけの話です。

 

なので、
氷山モデルを立体的にイメージして、
ぐるぐる回しながら、
どの面とどの面がつながるのか?
イメージしながら聞いています。

 

みなさんの話を聞きながら、
氷山モデルの全体が見えてくれば、
打つべき手は「構造」なので、
「構造」をどう変えるか?について、
みなさんに投げかけをします。

 

氷山モデルを
イメージしていない人からすると
ばらばらの話を聞いて
どうして、話がまとめられるのか?
わからないかもしれませんが、

 

氷山モデルというフレームワークを
使えるようになると、
誰でも話をまとめられるようになります。

 

案外、聖徳太子も
全員の話を聞いていたわけではなくて、
氷山モデルをイメージして
話を聞いていたのかもしれません。

 

そういう意味で、
氷山モデルがイメージできれば、
誰でも聖徳太子になれるのかもしれませんね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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