伝えたのに伝わっていない

組織開発のコンサルティングの現場で
良く起こっていることが
伝えたに伝わっていないという話です。

 

組織開発のコンサルティングでは、
自分達の組織を自分達の手でよくする
ということをします。

 

自分達の組織を自分達でよくできれば
もはや、コンサルタントは要らなくなります。

 

そういう意味では、
組織開発のコンサルティングというのは、
投資効果が高いと思います。

 

それは、それで置いておいて、
組織開発のコンサルティングで
何をしているのか?というと、
自分達がやりたいと思っていることを
みんなでやってもらいます。

 

この「自分達」というのがポイントで、
人と人は違うので、
いざ、やろうとすると、やることがズレます。

 

やろうとすることがズレると、こう思います。

 

「伝えたのに伝わっていない」

 

伝えたことが伝わらないと
「自分達」でやりたいと思っていることが
みんなでできません。

 

だから、伝わるように伝えることが
組織開発の第一歩です。

 

というか、組織開発にかぎらず、
人と人で何を一緒にする場合も同じで
お互いに考えていることを
伝わるように伝えるのが大事です。

 

では、伝わるように伝えるには
どうしたらよいでしょうか?

 

それは、伝わるまで伝えることです。

 

では、どうしたら伝わったとわかるでしょうか?

 

それは、伝えたことを
相手の言葉で表現してもらって
自分の伝えたことと同じか?
確認するしかありません。

 

だから、私も、
組織開発のコンサルティングの時に
コンサルタントして
会議のやり方をお伝えしますが、
必ず、相手の方に、
具体的にどのようにするのか?
説明してもらいます。

 

すると、やり方を聞いていたので
わかっているつもりでも、
いざ、説明してもらうと説明できない
ということが起こります。

 

で、伝わっていないことがわかります。

 

だから、もう1回、伝えます。

 

伝えたら、説明してもらいます。

 

さっきよりは伝わっているように感じますが、
まだ、足りない感じです。

 

その足りない部分をあらためて伝えます。

 

そうやって、
伝えたいことが伝わっているのか?
確認しながら、伝えます。

 

これが「伝える」ということです。

 

なんだか、伝えるって大変だなぁ~
と思われるかもしれません。

 

この時に、私が大事にしていることは、
「伝わらなくて当たり前!」と思うことです。

 

人と人は違います。

 

自分と同じでないことにイライラしても
仕方がありません。

 

ひとそれぞれ、ナラティブを持っています。

 

※ナラティブはこのブログを参考にして下さい。

「何にイライラしているのか?」

何にイライラしているのか?

 

違う人生を生きてきたのだから、
違うのは当たり前です。

 

人と人は違う前提でいれば
伝わらなくて当たり前、
伝わればラッキーぐらいでいられます。

 

だから、伝えたのに伝わっていないのは
何の不思議がある話ではなくて、
当たり前の話なんです。

 

そう考えると、伝えるための時間って
どれだけあっても足りないなぁ~
と思うのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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