組織のコンサルティングの依頼を受けていると
社員のやる気がない!という相談を受けます。
やる気を出してもらうというのは、
人を変えることなので、
難しいのですが、
組織で成果を出すのに
やる気は大事なので、
今日はそのことを書いてみたいと思います。
人には変えられるものと
変えられないものがあります。
過去と他人は変えられません。
生理反応も感情も変えられません。
暑い、寒いというのは、
感じるものなので、
どうしようもありません。
心頭滅却すれば火もまた涼し
と言いますが、
それは悟りの世界の話です。
感情も湧き上がってくるものなので
変えられません。
やる気は感情です。
だから、やる気を出そうと思っても
湧き上がってこないものを
どうすることもできません。
では、どうしたら良いのか?
というと・・・
変えられるものにフォーカスする
ということです。
自分と今は変えられます。
思考と行動は変えられます。
だから、まず、
行動を変えればよいのです。
まずは動いてみるということです。
ところは、いつもブログに書いていますが、
人はやりたいことしかしません。
やっても上手く行かなそうなことや
やっても意味がなさそうなことは
やろうとはしません。
だから、組織で何かをやろうとする時に
明らかに上手く行きそうなことなら、
みんな、やろうと思いますが、
上手くいくかどうか分からないことは
やろうとは思いません。
だから、新しいことは社員は動きません。
では、どうしたら社員は動くのでしょうか?
それは、まず、
上手くいくイメージを持ってもらうことです。
「勝ち馬に乗る」という言葉がありますが、
上手くいくと思ったら、
あとは勝手についてきます。
だから、新しいことをする時には
とにかく成果を出すことです。
目に見えた成果が出れば、
ほとんどの人はやる気になります。
だから、私がコンサルティングに入って、
新しいことをする時は、
とにかく、やりたい人だけ集めて、
目に見える成果を上げることを考えます。
最初から、全員、
やる気になっているなんてありません。
やる気は最後です。
上手く行くことが分かれば、
そのうち、みんな、ついてきます。
このように、組織を動かすには
順番というものがあるので、
それに逆らうようなやり方をしても、
上手く行かないのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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