ナンバー2不要論

毎年、GWはまとまった時間が
取れるので、読んだことがない
漫画を大人買いして読んでいます。

 

今年、読んだ漫画は、
「銀河英雄伝説」

 

もともと小説で、
すでにアニメ化になっていますが、
今回、私が読んだのは、
リメイク版の漫画です。

 

チービルディングを一緒に学んでいる
凄腕コンサルタントの方から
「経営で必要なことは銀河英雄伝から教わった」
と言われたので、読むことにしました。

 

読んでみて、なるほど、
政治の問題やマネジメント、
リーダーシップ、人材育成など
さまざまなテーマが盛り込まれていて、
非常に興味深く読みました。

 

中でも、印象に残ったのが、
「ナンバー2不要論」です。

 

今日は、ネタバレをしないように
このことについて書いたみたいと
思います。

 

実は、漫画とは別に
作者の田中芳樹さんがこれについて
語っている動画があります。

 

銀河英雄伝説の田中芳樹さん
「ナンバー2は綱渡り」
https://globe.asahi.com/article/14544908

 

田中先生が言うには、
歴史上、覇業に挑んだ英雄に
ナンバー2はいなかったというのです。

 

日本でいうと、
信長、家康、秀吉・・・

 

世界でいうと、
ナポレオン、アレクサンドロス、カエサル・・・

 

なぜか?というと、
ナンバー2というポジションは
難しいからだというのです。

 

ナンバー2というのは、
どっちつかずのポジションで、
トップの話ばかり聞いていると、
部下からはそっぽを向かれます。

 

逆に、部下の方を見ていると
トップから不信感を持たれます。

 

トップと部下の間の
絶妙なバランスを取らない限り、
ナンバー2は、存続しえない
というわけです。

 

これは、すごくよくわかる話で、
私も祖父の会社に入って、
現場に寄り添ったマネジメントで、
成果を上げて、
現場から信頼されるようにしました。

 

それと同時に、
祖父からは疎まれ、
「会社を乗っ取るつもりか!」と
叱責されました。

 

乗っ取るも何も会社を継ぐつもりで
頑張ってきたのですが、
「これは私の会社だ!」と言われ、
祖父に失望して、会社を辞めました。

 

田中先生がおっしゃるには、
ナンバー2が力を持つと、
ナンバー2が追い出されるか?
ナンバー1が追い出されるか?
のいずれかだそうです。

 

いずれにしても
ナンバー2がいるからこそ
起こる問題です。

 

だから、
ナンバー2が不要なのではなく、
ナンバー2が機能することが難しい
ということなんだと思います。

 

であれば、どうしたらよいのか?
というと・・・

 

田中先生はこうおっしゃっています。

 

ほぼ同程度の能力を持った
部下集団を作って、
そのグループ全体をナンバー2とする。

 

特定の人物を置かずに
チームとして自分を補佐させる。

 

なるほど・・・って思いました。

 

これなら、たしかに
間に挟まれる人はいなくなります。

 

ただ、チービルディング的には
別の考え方をします。

 

それは・・・

 

ナンバー1もいらないと考えます。

 

ナンバー1不要論です。

 

ちょっと長くなりそうなので、
このことについては、
次のブログで書きたいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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