目標は達成しなくてもよい

組織のコンサルティングをしている時に
なかなか目標が決まらないということがあります。

 

前回のブログでも書きましたが
コンサルティングに入る時には、
目標を決めてスタートするので、
目標が決まらないと
コンサルティングを始めることもできません。

 

だから、
目標が決まらないと困るのですが、
自分達の目標は自分達で決めないと
意味がないので、決まるまで待ちます。

 

待ちますが、
私自身は目標にこだわっていません。

 

目標は達成したに越したことはないですが、
目標を達成しなくてもよいと思っています。

 

そもそも、目標というのは、
目的を達成するための手段です。

 

目的の達成にはこだわりますが、
目標の達成にはこだわりません。

 

目標が達成できなくても、
目的の達成に近づいていれば、
それでよいのです。

 

もちろん、目標達成できれば、
自信にもなりますし、
頑張ったことが評価されるので、
目標達成したほうがいいに決まっています。

 

しかし、目標というものは、
達成して終わりではなく、
達成したとしても、
また次の目標達成が待っています。

 

もっというと、
目標を達成していようが達成していまいが、
次の目標達成に向かうしかないのです。

 

目標を決めるメンバーからすると、
目標が達成できなかったらどうしよう?
と心配になるかもしれませんが、
そんなのどうでもいいのです。

 

今回、目標達成できなかったら
次回、目指せばよいのです。

 

結局、目的が達成するまで
やり続けるだけの話です。

 

では、何のために目標が必要なのか?

 

それは、前回のブログにも書きましたが、
メンバーの行動を決めるために必要です。

 

同じ登山をするにも、
1年後に
富士山に登るのとエベレストに登るのでは、
トレーニングの仕方が違います。

 

もっとも、本気で
エベレストに登るつもりで
トレーニングしないと意味がないので、
目標は達成しなくていいというのは
極端な言い方かもしれません。

 

しかし、本気で
エベレストに登るつもりで、
トレーニングをしたにもかかわらず、
何らかの理由でエベレストに登れなくても、
エベレストにチャレンジできるだけの
体力は身に付いているのです。

 

それはそれでスゴイことじゃないですか!

 

目標達成というものは、
外部環境に左右されるます。

 

目標達成を目的にしてしまうと
達成できない可能性があるから
やらない方がいいということになって
チャレンジしないということが起きます。

 

何もチャレンジしないぐらいなら、
目標達成しなくてもいいから、
とにかくやってみるという方が、
今よりも目的に近づくと思うのです。

 

何が起こってもおかしくない世の中です。

 

達成できるかどうかは別にして、
やってみたいと思うことを
目標にすればよいのだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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