ちょうど良いはない

先日、お客様の相談に乗っている時に
こんなことを言われました。

 

本当にちょうど良いって
ないんですね!

 

どういうことか?聞いてみました。

 

すると、今までは、
コロナ禍でずっと暇だったのに、
最近はお客様がたくさん来るようになって
製造が間に合わないというのです。

 

コロナ禍の時は、
売上が上がらなくて
どうしよう?と思っていたのに
今や、社員が疲弊するぐらい
売上が上がっている・・・

 

すごい忙しいか?
すごい暇か?
どちらか?しかない・・・

 

本当にちょうど良いって
ないんですね!という話です。

 

どうして、こういうことが
起きるのか?というと・・・

 

自分達で決めていないからです。

 

売れる時に売るというのは
当たり前の話です。

 

だから、お客様に合わせるて
売るのは当然です。

 

しかし、売るには、
それだけの準備が必要で、
その準備の時間も考えないと
売れるだけ売っていたら、
準備が間に合いません・・・

 

お客様に合わせると、
言い方は適切ではないかもしれませんが、
振り回されます。

 

振り回されるから疲弊するのです。

 

自分で決めれば
振り回されることはありません。

 

では、自分で決めるためには
どうしたらよいのでしょうか?

 

それは、
どれだけ売れればよいのか?
目標を決めることです。

 

ゴールのないマラソンをしているから
しんどくなるのです。

 

ゴールがあるから
ペース配分もできるし、
ラストスパートもかけられます。

 

しかし、本当の問題は、
ゴールが決められないということです。

 

どうして決められないか?
というと・・・

 

理想の状態がイメージできて
いないからです。

 

理想の状態が決まれば
ゴールが決まります。

 

例えば、赤字をゼロにするなら、
お客様がいなくて売上が足りない分
お客様がいる時に取り戻すと考えれば、
いくら必要か?は決まります。

 

それで赤字がゼロになるか?は
実際に検証しなければわかりません。

 

しかし、少なくても、
目指すべき目標が決まります。

 

そんなの当たり前じゃないか?
と思われるかもしれません。

 

しかし、本当にうまく行かない時って、
理想の状態を決めろ!と言われても
決められないのです。

 

順調な時は誰でも決められますが、
うまく行かない時には決められない・・・

 

そうであったとしても、
決めるのがリーダーの仕事です。

 

できるかどうか別にして、
やると決めてやるのがリーダーです。

 

そうやって決めた目標で
劇的な成果でなかったとしても
自分達で決めた数字が達成できれば、
自信がつきます。

 

そういうやって
数字の感覚をつかんでいくことで
ちょうど良いを決められるように
なるのだと思います。

 

目標を決めずに
ちょうど良いなんてことは
ないんだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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