ネットを見ていたら
パリオリンピックの男子バレーボールの
ブラン監督の記事を見つけました。
Numberの特集記事で
生島氏がインタビューした内容でした。
日本の選手たちは監督と意見を交わす
という習慣がなかったのです。
選手たちは聞くだけでひとつも質問をしてこなかった!日本人は『ハイ』と答えるのは得意ですが、
私が伝えたことをまったく理解もしていないし、
納得もしていないことを学ばせてもらいましたよ中心選手なら、若くとも
リーダーにならなければいけない。
実力があるのにチームビルディングについて
傍観していたとしたら、それは責任放棄です
私の学生時代、部活においては、
先輩の言うことは絶対だし、
ましてや、監督のいうことには
ハイか、YESしかありませんでした。
目上の人が言うことに対して
反射的に「ハイ」というのが
当たり前になっていました。
言われた内容を理解していたか?
といわれると、かなり怪しいです。
それが日本代表のレベルでも
残っているというのですから、
一般の会社においては、
なおさらそうなんだと思います。
確かに、社長に意見をするなんて、
習慣がないように思います。
社長に意見しようものなら
反抗的とみられて、
一緒だと思われたくないので、
周りから距離を置かれるなんてことに
なりかねません。
しかし、私が組織づくりで導入している
チームビルディングの基本は
人と人は違うということです。
違う前提だから
自分と違う人に意見するのは
当然のことです。
ブラン監督の言う通り
リーダーが意見しないのであれば、
チームビルディングではありません。
では、なぜ、日本人は、
トップに対して意見しないのでしょうか?
それは、ゴールにコミットしていないで、
人にコミットしているからです。
どういうことか?というと
人についていっているのです。
○○さんの言うことは絶対です!
みたいな・・・
しかし、これが、
ゴールにコミットしているのであれば、
○○さんの言うことは1つの意見にすぎない
ということになります。
○○さんの言うことが前提ではなく
ゴールを達成することが前提になるからです。
以前、星野リゾートの星野社長が
NHKのプロフェッショナルという番組で
こんなことを言っていました。
星野リゾートの社員は
私ではなくて
星野リゾートが目指していることに
ついてきている
チームが目指していることのもとでは、
トップもメンバーも同じ方向を向いている
という考え方です。
人と人が違うのが当たり前だからこそ、
人ではなく、ゴールにコミットする。
それがチームビルディングです。
そういう意味で、
社長に気を遣うとか
社長の顔色を伺うという時点で、
チームビルディングではありません。
チームビルディングを目指すのであれば、
人ではなくではなく、
会社が指しているゴールに対して
適切なのか?適切でないのか?
という考え方をする必要があるのです。
誤解のないように言うと、
チームビルディングが唯一の正解ではない
と思っています。
そうでないやり方で成果を出している
組織もあります。
大事なことは、
どんな組織を目指していて
その組織にあったやり方をしているか?
ということだと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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