上を向いて解決する

前回のブログで
人は生まれつきにネガティブだ
と書きました。

 

人は生まれながらにネガティブ

 

恐山の禅僧、南直哉さんによると
人は、自己決定で
生まれてきたわけではないから、
パッシブ(受動的)なんだと・・・

 

以前もブログに書きましたが
問題解決の手法として
ギャップアプローチとポジティブアプローチ
という考え方があります。

 

ギャップアプローチというのは
原因がどこにあるのかを探して
その原因を解決するという解決方法です。

 

人間関係でいうと、
誰が悪いのという話になって、
犯人探しが始まります。

 

犯人探しが始めると、
必ずネガティブになります。

 

そもそも、問題がネガティブなのに、
問題をネガティブに解決しようとしたら、
行き詰まります。

 

問題を起こそうと思って
起こしているわけではないのに、
あなたが悪い!と言われて、
はい。そうですか!とはなりません。

 

だから、人の問題を
ギャップアプローチで解決しようとしては
いけないのです。

 

では、どうしたら、
問題解決できるのか?というと、
もう一つのポジティブアプローチで
解決したらよいのです。

 

ポジティブアプローチというのは、
何が悪いのか?原因追求をするのではなく、
どうなったらいいのか?
というゴールの状態をイメージして、
どうしたらそのゴールに近づけるのか?
を考える解決方法です。

 

犯人探しをしないので、
ネガティブにはなりません。

 

ゴールに対して、
できることが何か?を考えます。

 

私がコンサルティングをする時は
必ず、ポジティブアプローチで
問題解決するようにしています。

 

だから、どうなっていたらいいですか?
という質問をします。

 

しかし、そういう質問をしているのに
誰が悪いのか?
あの人が悪い!
私が悪いんですか?
私は悪くない!
という話になります。

 

誰も悪いなんて話をしていないのに
そういう話になってしまいます。

 

そうなる度に、どうしてなんだろう?
と思っていましたが、
人は生まれつきにネガティブだ!
という南さんの記事を読んで腹落ちしました。

 

人は放っておくとネガティブになる。

 

だからこそ、問題解決する時は、
あえてポジティブアプローチで解決しましょう!
と言う必要があるのです。

 

かといって、
ネガティブでいることを否定したら
よりネガティブになります。

 

前回のブログでも書きましたが、
まずは、お互いを「敬う」ことが
大事なんだと思います。

 

良い悪いの判断を手放して、
相手には相手の事情がある
と信じることが必要です。

 

前回の南さんの話でも、
その存在を丸ごと認めることが
重要だとありました。

 

相手が存在している前提で
どうなっていたらよいのか?を
考えることです。

 

人対人で解決しようとするから
ネガティブになるのです。

 

どうなっていたら良いか?

 

お互いに上を見て解決することが
大切です。

 

人は生まれつきにネガティブだから
ポジティブアプローチで解決することが
大事なのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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