一番悪いのは誰?では解決しない

立憲民主党の枝野幸男代表が、
大阪のコロナウイルスの感染拡大による
病床の逼迫について、
「一番悪いのは大阪府知事」と発言した
というニュースがアップされいました。

 

この「一番悪いのは○○だ!」
という言い方が気になったので、
今日はそのことを書いてみたいと思います。

 

組織のコンサルティングで
社員面談をしていると、
よく「○○さんが悪い!」という
話が出てきます。

 

これは、これで、
「そう思っているんですね!」
ということで否定はしません。

 

でも、そうだとすると、
2番目に悪いのは誰なんですか?
という話になります。

 

3番目は?

 

4番目は?

 

そして、
あなたは何番目何ですか?
という話になります。

 

組織の一員として、
その組織の問題の原因は
全員にあります。

 

なぜなら、
組織の問題は組織が作っています。

 

あたながその組織の一員なら
あなたにも原因があるということです。

 

だとしたら、
自分の責任を棚に上げて
別の人に原因があると言っている
ということになります。

 

残念ながら、
この人には問題解決ができません。

 

なぜなら、問題を解決できるのは、
その問題の当事者だけだからです。

 

「○○さんが悪い!」と言っている限り
問題の当事者だと思っていないので
その問題は解決できません。

 

だからまずは、
問題解決の相談をいただいた時は、
本当に問題解決をしたいのか?
を確認します。

 

問題解決したいのであれば、
まずは、自分も問題の一部だと
認識してもらう必要があります。

 

問題である状況を作り出している
登場人物の一人である認識を
持ってもらうということです。

 

次に、
犯人捜しをするのを
あきらめてもらいます。

 

なぜなら、
本人も犯人の一人ですから、
犯人捜しをすると、
自分であることを認めなければ
ならなくなります。

 

普通は、
自分が犯人であることを
認めたくないので、
犯人捜しは行き詰ります。

 

だから、
犯人捜しをやめて
問題解決だけをしてもらうようにします。

 

では、どうしたら、
問題解決するのでしょうか?

 

それは・・・

 

どうなったらよいのか?
を考えてもらうということです。

 

そして、
その状態に向けて、
自分が何ができるのか?を考えて
実行してもらうことです。

 

そういう意味では、
その組織の皆さんに
例外なく
変わってもらうことが必要です。

 

みんなで生み出している
問題なのだから、
みんなが変わらないと
解決しないのです。

 

このコロナの問題にしても
オリンピックの問題にして
政府の批判にしても
連日の報道を見ていると
息苦しく感じます。

 

これは日本の我々の問題です。

 

我々、みんなが、
ちょっとづつ変わって
問題を解決できないものか?
と考えています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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