困っていない人は変わらない

全会派から辞職を要求され
去就が注目された
兵庫県の斎藤知事でしたが、
9日の記者会見でも
「続投」を宣言しました。

「おねだり」の事実が
明らかにされ、
パワハラ疑惑もアンケートで
明らかにされ、
告発者の処分が不適切だと
されたにもかかわらず、
辞職する気はないようです。

法的な責任はないとのことですが、
告発者に対する対応により
人が亡くなっているので、
道義的な責任がないということは
ないと思います。

また、ご本人は
県政に支障をきたしていない
と言ってはいますが、
混乱があるのは明らかです。

これだけの困難を生じさせた時点で、
知事としては失格だと思います。

一日も早く混乱を収めることが
県民のためだと思います。

県の職員の命を守れなった知事が
県民の皆さんのために県政を進める
と言っても説得力がありませんから・・・

これだけNOを突き付けられても
辞めようとしないことに
私は全く理解ができません。

ただ、いつもブログに書いているように
人は選んでいます。

私には理解ができませんが、
斉藤知事は「続投」を選んでいるのです。

それはそれで斉藤知事の考えです。

斉藤知事がどう考えようが自由です。

人を変えることはできません。

これは、組織作りの時に
知っておいていただきたい原則です。

では、人は変わらないのか?というと
そういう訳でもありません。

自分が変わろうと思えば
人は変われます。

斉藤知事だって変わろうと思えば
変われます。

では、どんな時に
人は変わろうとするのでしょうか?

それは、このままでは、
上手くいかないと感じた時です。

つまり、困った時です。

困っていない人は変わりません。

斉藤知事の言動を見ていると
困っていません。

困っていなければ、
変わる必要を感じないので
変わりません。

組織のコンサルティングに入った時に
問題を起こす社員さんについて
相談されることがあります。

解決できるかどうかは、
問題を起こす社員さんが困っているか?
で判断します。

困ったと感じる人は
変わる可能性があるのですが、
困ったと感じない人は
現時点で変わることは難しいと
判断します。

困ったと感じたことを解決することで
人は成長します。

そして、これも原則ですが、
問題は自分の問題だと思わない限り
100%解決しません。

自分の問題だと思うことは
痛みを伴いますが、
困ったことが自分の問題だと思えないと
困ったことは解決しません。

自分の問題だと思うかどうかは
本人の選択であって、
周りが強制できるものでもありません。

自分の問題だと思わない限り、
問題は解決していないので、
その問題はいつまでも付きまとうこと
になります。

ただ、問題を問題と思っていないから
それでいいのでしょうね!

というか、
自分の問題だと思いたくないから
問題だと思わないようにしているのだと
思います。

いずれにしても、
それもまた、その人の選択なのです。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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