前回のブログで、
ベテラン社員さんが
今の若手社員は弱すぎる!
もっと厳しくした方がいい!
と言っていた話をしました。
私も、学生時代、
部活でしごかれてきたので、
厳しく育てられるのが
当たり前になっています。
それは、
社会人になっても同じで
入社した当時の総務部長に
イヤなことをするから給与がもらえるんだ!
と言われて、
無茶ぶりを強いられました。
お陰で強くなったと思います。
ちょっとやそっとでは
当たり負けしなくなりました。
このベテラン社員さんも
修羅場をくぐり抜けてきたそうで
そうとう強い感じを受けました。
社会はそんなに甘くはないので
強くなければ生きていけません。
やわく育てたところで、
社会に出たら
生きていけないかもしれません。
その通りだと思うのですが、
強い人も最初から
強かったわけではないと思います。
イヤなを我慢することで、
鈍感になっているだけなのだ
と思うのです。
自分の容姿を笑いにしていた
女芸人の方も
最近になって、本当はつらかった
と告白をしている記事を
読んだことがあります。
いじられることで
笑いをとって、周りを楽しませる・・・
芸人というのは、
そういう仕事なのかもしれませんが
それだって、心は傷付くのです。
我々も、上司や先輩からの
理不尽や無茶ぶりに堪えて
強くなりました。
痛みを乗り越えてしまった
強い人たちは、
忘れてしまったのかもしれませんが、
本当は辛かったはずです。
前回のブログにも書きましたが
人材育成の研究が進んで、
育成の手法が確立しているのだから
無駄に厳しくする必要はないのです。
知識やスキルを身に付けるのに
厳しくするのはよいですが、
理不尽さと無茶ぶりに対する
強さなんていらないと思うのです。
痛みに鈍感になれ!なんて
異常だと思います。
育成する手法があるのに、
それを学ばずに
自分がされてきたから
同じように辛い目に合わせるなんて
教える側の思考停止だと思います。
そう考えると、
若手が育たたないからと言って
自分たちの時のように
厳しくすればいいなんて言うのは、
無責任だと思うのです。
時代は進化していて
その時代にあったやり方があるなら
そのやり方をやるのが
教える側の責任だと思うのです。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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