目標はギリギリ届くから意味がある

先日、お客様の会社で
目標設定の話をしました。

目標を決めると聞くと
なんだかイヤな気持ちになる人が
多いように思います。

やらされ感というか
プレッシャーというか
重たい雰囲気が漂います。

人はやりたいことしかしないので
やりたくなる目標でなければ、
そもそも上手く行かないと思うのです。

私がいつも言っているのは、
目標を達成することに意味がない
ということです。

低い目標を立てれば
簡単に達成ができます。

達成しようと思えば、
低い目標にすればよいのです。

でも、それって意味があるのでしょうか?

わざわざ、目標を立てる意味がない
ように思います。

では、なぜ、
目標を立てるのか?というと・・・

目標を達成しようとする時に
あとちょっとで届くという時の力の出し方が
気づきや成長を生むのだと思っています。

つまり、目標達成をしようとすることに
価値があると思っています。

例えば普通にやっていて、
7ぐらいできる人が
7を目標にしたら7は達成できます。

でも、その人には成長はありません。

できて当たり前です。

しかし、10を目指すとなると、
ちょっと頑張らなければなりません。

普通にやっていて10は行きません。

では、どうするか?というと、
いろいろ工夫してみます。

すると、今までやっていないことを
やったりんみたりすると、
意外と8とか9まで行きます。

でも、あと「1」
どうしても足りません。

そこで、めちゃくちゃ考えます。

どうしよう?どうしよう?どうしよう?
ってなって、できるかどうか別にして
とにかくやってみると・・・

「1」ができたります。

その「1」が本当の成長だと思うのです。

この「1」が得られるのは、
ギリギリの中で半ば祈る気持ちで
得られたりします。

人事を尽くして 天命を待つみたない・・・

だから、正直、
得られる時と得られない時があります。

でも、それもよいと思っていて、
その「1」ができなく、
9で終わっても、
9の実力があることが分かります。

7だったその人の実力が
9になるのです。

なんだ!9できるじゃん!ってなります。

それはそれで成長です。

だから、目標達成しなくても
目標を達成しようとすることに
意味はあるのです。

そう考えた時に、
目標の設定の仕方としては、
7ぐらいの人なら、
8か、9ぐらいの目標を立てて
プラス1するぐらいがちょうど良い目標
と言うことになります。

あまりにも高い目標を立てて
毎回達成できていないという組織は
自信をなくしているように思います。

自信って自分を信じることなので、
毎回毎回達成できないと
目標を目指すことさえ出来なくなります。

そうなるから
やらされ感というか
プレッシャーというか
重たい雰囲気が漂うのだと思います。

組織には目標が必要で、
目標を達成しようとする意志が
チームを1つにします。

組織が機能していないのは、
目標設定の問題だと思っているのですが
その割には、なんとなく
目標を決める組織が多いように思います。

目標設定は技術なので
意識して学習をしないと
なかなか上達しないのです。

うまくいく組織はますます
うまく行くようになり
上手く行かない組織は
相変わらず上手く行かないのは
そういうことだと思っています。

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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