先日、リーダーの方と面談している時
こんな相談を受けました。
部下に注意をしただけなのに
説教されたと言われてしまいました。
なるほど・・・
捉え方って人それぞれだから
難しいですね!
そもそも、
注意と説教はどう違うのでしょうか?
注意は、過ちを指摘することです。
説教は、本来、
宗教の教えを口頭で説き明かすことです。
そこから、転じて、今は、
目下の者に対して、
教え導くために言い聞かせることです。
そう考えると、
注意は間違っていることを伝えるだけで
こうしなさい!というような
指導は含まれていません。
それに対して、
説教はこうしなさい!という答えがあって、
その通りにしなさい!というような
指導が含まれています。
私もそうですが、
自分がわかっていることを
人から言われるのが嫌いです。
説教が嫌がられるのは、
お前はわかっていないから・・・
が前提にあるからだと思います。
こちらの話も聞かないで
教えるべきだ!と思っていることを
一方的に伝えるから
聞いているのが嫌になるのだと
思います。
今回、注意したら、
説教されたと言われたということは、
注意したつもりが、
相手の話も聞かずに
一方的な指導になっていた
ということだと思います。
指導をするのは、
別に悪いことはありません。
指導する場合に大事なことは
何のために、
できるようになる必要があるのか?を
最初に伝えることです。
人はやりたいことしかしません。
やりながらでないと
できるようになりません。
相手がやりたいと思うことでないと
指導しても、やろうとはしません。
だから、指導する上で大事なことは
相手がどうしたいのか?を聴くことです。
相手がどうしたのか?ということと
指導の方向が同じなら、
指導は相手が知りたい内容なので、
聴くと思います。
その一方、
相手がどうしたのか?と言うことと
指導の方向がズレているなら、
その方向を合わせるところからやる
必要があります。
相手に良くなってもらおうと思って
指導しているので、
本人が良くなろうと思っているのであれば
それほど方向はズレているはずはありません。
だから、方向がズレているのは、
指導の目的が伝わっていないからです。
目的が伝われば、
ウルサイ説教がありがたい説教に
変わると思います。
人によって捉え方が違うので、
目的を伝えて、場を整えてから
伝える必要があります。
そんなことまでしないと
しなきゃいけないの?
と思われるかもしませんが、
我々だって、
上司の説教をありがたく聴いて
いなかったと思います。
昔は上司に余裕があったので、
説教する時間があったと思いますが、
今は、上司にも時間がありません。
効率的に指導をしようと思ったら
やり方があるという話だと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
効き脳コーチングしませんか!
効き脳診断をして、
アナタの「強み」を可視化して
「強み」についてコーチングしませんか?
効き脳診断をしていただき
ZOOMを使って診断結果について
コーチング的にセッションをします。
(約60分間)
効き脳コーチングの詳しいことはコチラ
コメントを残す