昨日、お客様の社長さんと
面談をしている時にこんな話になりました。
部下から「分かりません!」と言われると
イラっとくるんですよね!
これって私の器が小さいのでしょうか?
私も社長さんの気持ち、
分かる気がします。
「分かりません!」と言うなんて、
そもそも、分かろうとしていないのではないか?
なんて思ってしまいます。
ただ、これは思考が違うだけです。
いつもブログに書いていますが、
人と人は違います。
私は3つの違いがあると思っていますが、
そのうちの一つが思考です。
人と人は思考が違います。
この思考の違いを分かりやすく整理したのが、
「効き脳」です。
「効き脳」は思考のパターンです。
思考パターンは4つあって、
簡単に説明すると・・・
A:論理脳、理性脳
B:計画脳、堅実脳
C:感覚脳、友好脳
D:全体脳、創造脳
があります。
この効き脳は、
人によって高い低いの傾向があります。
先ほどの「分かりません!」と言うのは
おそらく、B(計画脳、堅実脳)が高い人です。
B(計画脳、堅実脳)が高い人は、
物事をちゃんと理解して進めたいと思っています。
1から10まで分かってからやりたいのです。
だから、
たとえ1から5まで分かっていても、
その先が分からないと、
「分かりません!」と言うのです。
社長さんにしてみれば、
1から5まで分かっていれば、
やっているうちに、その先はわかるだろう
と思っているのだと思います。
つまり、
1から10まで知りたい部下と
やっているうちに分かるでしょ!という社長
との間にギャップがあるのです。
これはどっちが正しいという問題ではなく、
思考の違いです。
だから、
部下にやる気がない訳ではありません。
部下はちゃんとやるために
1から10まで知りたくて、
「わかりません!」と言っているのです。
むしろ、やる気はあるのです。
それをやる気がない!と言ってしまうと
それこそやる気を失います。
だから、大事なことは、
相手が口にしている言葉に反応しないで
その言葉の背景を
効き脳を通じて考えてみると言うことです。
そうすると見えなかったものが見えてきます。
「なるほど!あなたはそう思うんですね!」
と思うことができるようになります。
それが、器が大きくなる
ということなのだと思います。
結局、器の問題になるんだと
思いますが、
それは、精神論ではなくて、
能力の問題です。
効き脳を学んで相手を理解して、
コミュニケーションが取れるようになれば、
器を大きくできます。
これもいつもブログに書いていますが、
人はやむを得ず成長します。
好き好んで相手のことを受け入れる
のではなく、
受け入れざるを得なくなって、
初めて相手を受け入れられるように
なるのです。
だから、イラッとするのも、
器が広がる過程であって、
それはそれで当然のことだと思うのです。
理解できるかどうか別にして、
理解しようとすることが大事なのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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