決まったことには従う!それが組織です。

東京五輪・パラリンピックに向けた
海外選手団の国内合宿について、
中止になっている自治体が
増えているそうです。

 

海外選手団の方から
中止の連絡があった自治体も
あるようですが、
自治体の方から中止を要請した
ケースもあるそうです。

 

先日も、ウガンダの選手が
大坂の泉佐野市の合宿先に入ってから
感染が確認されたケースがありました。

 

自治体としては、
感染拡大のリスクを避けたいでしょうから
受け入れを拒否する気持ちも分かります。

 

しかし、
日本国として考えたら
それって、どうなんでしょうか?

 

日本国として
東京五輪・パラリンピックを
開催することを決めたのに、
いざ、来日すると
合宿先が受け入れを拒否する・・・

 

これは、日本国としては、
恥ずべきことなんじゃないでしょうか?

 

私も東京五輪・パラリンピックを
無理をして開催することには反対です。

 

しかし、
開催すると決まったからには、
成功するように協力するのが、
国民の立場なんだと思います。

 

まさに、ここに
チームでやっていくことの
難しさがあります。

 

人と人が違うので
考えていることが違います。

 

その違った人達が
一つのことをするのは難しいです。

 

賛成の人もいれば、
反対の人もいます。

 

しかし、
やると決まったからには、
反対の人にも協力をもらわないと
上手くいきません。

 

反対する人たちにも
協力してもらうようにするのが
『合意形成』です。

 

そのことを
わかりやすく書いていている本
があります。

 

「戦略と実行」
清水勝彦著 日経BP社

 

この本は私のブログで
何度も紹介しています。

 

この本の中にこんな一文があります。

 

====================

説得するとは、
論理や力で相手に
屈服させられることではなく、

相手の立場、価値観を理解し、
許容することである。

論理で100%納得させることはできない。

====================

 

さらに、
こうも書かれています。

 

====================

決まったことを
実行するのだという潔さ

制約に対しては
反対や抵抗でなく
創造で乗り切るのだという気概

いってみれば
実行の文化が必要だ

====================

 

つまり、
やると決めたら、
いつまでも反対していないで
できる方法を考えてやってよう!
という組織風土を作ることが大事だ!
ということです。

 

今回の問題は、
東京五輪・パラリンピックの開催について
徹底的に議論されずに、
なし崩し的に決まったことです。

 

これについては、
個人的には本当に残念なことだと
思っています。

 

しかし、
東京五輪・パラリンピックが
上手くいかなければ、
日本国の失敗になるのです。

 

日本国の失敗は我々の失敗です。

 

合意していないから、
私には関係ないと言ったところで、
諸外国から見たら、
日本国は日本国です。

 

これは私たちの問題なんです。

 

繰り返しになりますが、
徹底的に議論がなかったから
協力できないというのは
十分にわかります。

 

しかし、
やると決まったのであれば、
日本国の一国民として協力すべき
なんだと思います。

 

しつこいですけど、
そういう気持ちになれない理由は
まともな議論をしなかった
政治家の皆さんにあります。

 

それでも、
日本国の一国民として協力すべき
なんだと私は思います。

 

それが組織というものです。

 

本当にこんなことを言わなければ
ならないことが残念です。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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