4日に安倍首相が、
緊急事態宣言を5月31日まで
延長することを発表しました。
以前もブログで書きましたが
書いているものを読んでも
想いが伝わってきません。
今回、記者会見を聞いていて、
気が付いたのは・・・
TO DO が多いことです。
「新しい生活様式」という言葉も
飛び出しました。
「新しい生活様式」
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/view/detail/detail_08.html
「〇〇して下さい」
国民にして欲しいことを言っています。
これはこれだ大事だと思います。
ただ、これは、
トップダウンのやり方です。
つまり、
国がガイドイランを作ったから
これに従っていれば大丈夫です！
というわけです。
しかし、トップダウンって、
誰が言うか？なんです。
信用できる人から言われれば、
信じてやろうと思います。
しかし、
ここまで後手を踏んでいる
政府のことを信用しろというのが
難しいですね！
せめて、誠実であれば、
信じようと思いますが、
マスクの疑惑や10万円給付の経緯
などを見ていると厳しいものがあります。
「新しい生活様式」は
さっそく非難の的になっています。
トップダウンが上手くいくのは、
その人を信じられるか？
その人を恐れるか？のどちらかです。
いずれにしても
人についていくのがトップダウンです。
その点、上手くいっているのは、
大阪の吉村知事です。
5日に記者会見を開き、
「自粛」の解除に向けて
次のように話をしました。
どうなったら民間の休業要請だったり、
そういった措置が解除されるのか。その『出口戦略』を示す必要があります。
きちんとした数値目標を持って、
府民の皆さんと共有できるそういった出口戦略数値目標を定める
必要があると思います。
大阪府、自粛解除の基準
「大阪モデル」を公表へ
新型コロナ対策本部会議（2020年5月5日）
（11：00あたり）
『出口戦略』というビジョンを示して
それに向けて一緒にやっていきましょう！
と呼びかけました。
これはボトムアップのやり方です。
『出口戦略』というビジョンの元には
知事も府民も同じです。
同じものを目指す仲間として
トップをみます。
そうなるとトップの見え方が
全く違ったものになります。
上手く行こうが行くまいが、
目標達成に向けて、
トップに協力しようと思います。
しかし、
トップの言うことを聞け！
のトップダウンのスタイルで行くと
上手く行かなくなった瞬間に
トップの信用は失われます。
絶対に上手くいのなら
トップダウンでもよいのですが、
そうでならトップダウンは危険です。
そう考えると、
今回のコロナ禍のような
成果が出にくい問題は
ビジョンを示して、
ボトムアップのスタイルで、
一緒にやっていくべきなんです。
ところが、
このボトムアップのやり方が
分からないということがあるのだと
思います。
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今日も最後まで読んでいただいて
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