先日、お客様の社長さんから
社員がバラバラで、
チームとしてまとまりがなくて
何から手をつければ良いのか?
困っているとの相談を受けました。
それは、特別なことではなく、
人が集まれば、普通、バラバラです。
チームとして機能させるには
マネジメントが必要です。
マネジメントってわかるような
わからないような話で
具体的に何をすればよいのか?
よくわかりません。
マネジメントって、
ほとんど、センスの問題で
片付けられているように感じます。
しかし、センスの問題にした瞬間に
思考停止になり、解決ができなくなります。
センスの問題にしないためにも
言語化が必要だと思っています。
では、マネジメントとは何か?
というと…
「人材力」×「「組織力」×「関係力」
を回すことです。
ただ、これでは何を言っているのか?
分からないと思います。
「人材力」とは、
今いるメンバーの能力や知識やスキルや
ヤル気や想いなど
それぞれが持っているのものです。
「組織力」とは、
ビジョン、ミッション、バリュー
と言った組織に必要なものです。
目的や目標、役割やルールも
組織力です。
「関係力」とは、
対話力やコーチング、フィードバック
と言ったコミュニケーションです。
この3つの力を回すことなんですが、
それでもよくわからないと思います。
もう少し具体的に話すと、
能力や知識やスキルやヤル気や想いなど
「人材力」を持ったメンバーが集まっても、
チームとして機能しません。
それは、人が考えていることが
それぞれ違うからです。
これを揃えるのが、
「組織力」
ビジョン、ミッション、バリューといった
共通言語です。
当たり前の話ですが、
ビジョン、ミッション、バリューが
あればよいという話ではなく、
ビジョン、ミッション、バリューが
共通言語として機能する必要があります。
共通言語として機能するというのは、
ビジョン、ミッション、バリューの話をしていて
話が通じるということです。
そうだよね!
なるほどね!
それいいね!
こんな風に
ビジョン、ミッション、バリューを
思ってもらえば、
共通言語として機能します。
では、そのためには、
どうしたら良いのでしょうか?
それが「関係力」です。
ビジョン、ミッション、バリューについて
話し合いを続けることで、
共感が得られるようになり
共通言語になっていきます。
このようにして、
「人材力」×「「組織力」×「関係力」
が回り始めます。
私は、
これがマネジメントだと思っていて、
これができることで、
組織が機能し、成果が上がります。
まず、これを、
組織としてできるようにするのが
私の仕事です。
そして、私がいなくても
これができるようになるのが
コンサルティングのゴールです。
マネジメントをセンスの問題にしたら、
ゴールに届きません。
再現性をもつためにも
言語化して伝えていくことが
大事だと思っています。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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