組織のスピードを上げるためには?

先日、日経ビジネスに
テスラとパナソニックの記事が
載っていました。

 

イーロン・マスクの速さに学べ
パナソニック、電池100年目の脱皮
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00114/011800024/

 

私は2年前から
テスラ「モデル3」に乗っていますが
私の車にはパソニックの電池が
積まれています。

 

テスラの電池は、現在、
日本のパナソニックと
中国CLTA、韓国のLGエナジーが
作っています。

 

かつては、技術的に
日本がリードしていましたが、
今は中国も韓国もほとんど変わりません。

 

そういう意味で、
パナソニックも、必死で、
テスラについて行かなければなりません。

 

つまり、パナソニック
(正確にはパナソニックエナジー)は、
テスラの成長のスピードに
合わせないといけません。

 

しかし、
パナソニックの現状から見るに
そんなに変化に柔軟な会社だとは
思えません。
(ごめんなさい!)

 

現に、元パナソニック副社長で、
その後テスラに転職した
山田喜彦さんは、
「テスラのスピードはパナソニックの10倍」
と言っています。

 

そんな中、
パナソニックは、
2022年11月にアメリカのカンザス州に
5000億円規模の投資を行い
生産を始めました。

 

パナソニックが
テスラのスピードについて行くには
相当、変わらないといけないのだと
思います。

 

パナソニックエナジー社の
社長の只野一生さんは、
組織のスピードを上げるために
こんなことを言っています。

 

上司に承諾を取っておかないと
前に進めないというのではなく、
自分で考え抜いてやってみろ!

 

すごく当たり前の話なんですが、
組織のスピードを上げるには、
現場で判断することです。

 

いちいち上司に確認を取っていたら
スピードが遅れます。

 

ということは、
スピードを上げるには、
良いか?悪いか?
できるか?できないか?
別にして、現場で判断して、
決める流れを作るしかありません。

 

よく「自走する組織を作りたい!」
という相談を受けますが、
それって、本当に
現場で判断させる覚悟があるのか?
という話なんだと思います。

 

だとしたら、
社員が判断できる能力を身に付ける
ことはもちろんですが、
判断できるだけの情報や
権限を与えないと
「自走する組織」にならないのです。

 

これまた、当たり前の話ですが、
会社は社会とつながっています。

 

社会が変わるなら会社も変わらないと
会社だけが変わらずに生き残る
こともないですし、

 

会社と社員もつながっているので、
会社が変わるなら社員もかわらないと
生き残れないのです。

 

至極当たり前の事なんですが、
変わるって、難しいですよね!

 

でも、パナソニックが
テスラと取引することで変わることが
できているように
外とつながることで変わることが
できるのだと思います。

 

内向きになるではなく
外に成果を求めることが
大事なんだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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