問題のレベルが組織のレベル

ダイハツ工業の認証不正問題について
「トヨタイムズ」で
豊田会長と佐藤社長が会見を行いました。

 

ダイハツ工業の認証申請における
不正行為発表を受けた トヨタイムズ緊急生配信

日野自動車、豊田自動織機、ダイハツと
ここのところ、トヨタグループでの
不正問題が発生しています。

 

動画の後半、質疑応答の時間があって
その中で、記者がこのような
質問をしています。

 

どうしてトヨタの品質が
グループ会社に伝わらないのか?

 

これに対して、
豊田会長は次のように答えています。

 

グループに浸透するためには何が必要か。
『行動じゃないすかね』。
行動だと思います。
ルールを文章化したところで
実現はなかなか難しいと思います。
そして次は権力を何に使うか
ということだと思います。

 

結局、これしかないのではないか?
と思うのです。

 

やりながらでないと学べない

 

今回の不正問題について
動画で言っていることを信じると、
不正行為をしなくても
安全基準を満たすものなのだそうです。

 

だから、
すでに販売した車自体に危険はなく、
車の回収も必要ないそうです。

 

では、なぜやってのか?というと、
試験結果を安定的に出すために
手を加えたようです。

 

おそらく、
これくらいは許されるだろう
という判断の元、
行われたものだと思うのです。

 

今回、会長と社長が前面に出て
「このくらい」でも許さないんだ!
という強い姿勢を示すことで、
伝わるんだろうと思います。
(これが権力の使いどころですね!)

 

組織を変えようとしたら、
今までと違うことが起きます。

 

変えるのだから仕方がありません。

 

だから、問題は起こります。

 

もちろん、問題が起こらないことに
越したことはありません。

 

しかし、
問題を起こさないことに重きを置いて、
問題をなかったことにすることに
する方がよっぽど問題です。

 

だから、問題が起こった時に
どのように対処するのか?
が大事です。

 

問題のレベルってその組織のレベルです。

 

なんで、こんなことが起きるのか?
と思うような問題が起きるのであれば、
それが、その組織のレベルです。

 

だから、問題が起きた時に
あ~うちの組織はこのレベルか・・・
と思うことから始めるしかないのです。

 

誤解を恐れずに言うと、
この程度の問題を問題にできる
トヨタのレベルはすごいな!
と思います。

 

豊田会長が言っている通り
13年かけてコツコツやてきたというのが
本音のところだと思います。

 

始めない限り始まらないのだと
思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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