前回のブログで、
自分を変えるにはルールを作ればいい
と書きました。
できていないことがある時に
やる気とか意識の話になるのですが、
それは精神論であって
とにかく頑張れ!という話になります。
とにかく頑張れ!と言われても
何をどうしたらよいか?分かりません。
何をどうしたらよいか?分からないのに
変われるわけがありません。
しかし、前回、ブログに書いたように
ルールを変えるという具体的な方法がわかると
自分を変えることができるようになります。
この考え方は、
「氷山モデル」というものです。
「氷山モデル」
海に浮かんている氷山は
見ている部分は一部であって
海面の下には、
見えているものよりも
大きな氷の塊が沈んでいます。
見えている部分が・・・
「出来事」
(何が実際に起こったのか?)
前回のブログでいうと
私が相談されると
ついつい答えすぎてしまうという
目に見える出来事があります。
「パターン」
(今まで何が起こってきたか?)
相談に乗れば乗るほど
人の役に立っている実感がわいてきて
ますます相談に乗るようになります。
「構造」
(何がパターンに影響を及ぼしたか?)
相談されることが当たり前になると
相談に乗ることが
自分の役割とか使命だと思うように
なってきます。
「メンタルモデル」
(どんな信念、価値観を抱いているか?)
相談を受けることが
自分の存在価値のように思えてきて
相談されなくなるのが怖くなります。
ここで、精神論というのは、
「メンタルモデル」を変えるということです。
しかし、価値観や感情は、
自然と湧き上がってくるものなので、
これを変えるのは相当難しいです。
これを根性で変えろ!
と言うのは簡単ですが、
具体的にどう変えればよいのか?
その方法が分かりません。
そもそも
「メンタルモデル」という形のないものを
変えようとするから難しいのです。
だから、形のあるものを変えれば
よいのです。
形のあるもの
それは「構造」です。
「構造」というのは、
役割とか、使命とか、担当とか、
ルールとか、目的・目標、ビジョン、
ビジネスモデル、
会議、仕組み、人事制度
といったものです。
前回のブログいうと、
役割だったり、ルールだったり、
そういうものを思いっきり変えてみる
ということです。
今までなんとなくやっていた
役割をやめてしまうとか、
役割を誰かに引き継いでもらうとか、
ルールを変えてしまうとか、
こういう風に考えると、
精神論ではなく、
具体的な行動に落とし込むことが
ポイントです。
結局、人を変えるのは行動です。
だから、自分を変えようと思ったら
精神論に頼るのではなく、
「構造」を変える打ち手を考えることが
必要なのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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