先日、お客様の会社の
社長さんからこんな相談を受けました。
うちの社員は、何度、言っても
やらないんですよ!
なるほど・・・
何度言ってもやらないのは、
頭に来ますね!
イライラする気持ちも分かります。
ただ、頭に来てしまうと、
前回のブログに書いた
U理論の上手く行かないパターンに
ハマります。
大事なことは、相手をよく見ることです。
では、何を見たらよいのでしょうか?
言ったのにやらないには、
3つの理由があると思っています。
1つ目は、
なぜやるのか?が理解できていない
ということです。
社員さんも限られた時間で
仕事をしています。
自分なりに優先順位をつけて
仕事をしています。
その中で、なぜやるのか?が
分かっていないとやりません。
社長の命令なんだから
いいからやれ!は今どき通用しません。
意味のないことはやりません。
だから、
お願いしている仕事の意味や
それをしないと何に困るのか?
分かるように伝える必要があります。
また、仕事に意味や、
何に困るのか?が伝われば、
それに合わせて考えて仕事をしてくれる
ようになります。
言ったのにやらない理由の2つ目は、
やり方が分からないということです。
社長の頭の中には、
こうなって欲しいというイメージが
あると思います。
社長なりに、こうやったら、
そのイメージが実現すると思って、
やり方を伝えていると思うのですが、
社長は、実務が分かっていないので、
そのやり方は、実現不可能だったり、
非効率だったりします。
1つ目のなぜやるのか?も含めて
実務的にどうやって実現するのか?
やり方を話し合う必要があります。
やり方が分からないものは、
やりようがありません。
3つ目は、やり方が分かっていても
できない理由があるということです。
たとえば、やろうと思っても、
情報が足りないとか、
情報が不正確とか、
他の業務が集中して物理的に時間がないとか、
できない理由があります。
言い訳をするな!というのは
簡単ですが、
お客様に関わる問題や
取引先に関わる問題や
他部署にまたがる問題は、
社員だけでは解決しない時にもあります。
そういう時は、
会社全体として対応する必要があります。
このように何度言ってもやらないにも
3つの理由があって、
どこに問題があるのか?を明らかにしないと
何度言っても、できるようになりません。
そして、どこに問題があるのか?は、
社員の話を聴かないと分かりません。
結局は、自分の思っていることを伝えて、
相手の話を聴くという「対話」ができないと、
組織として、できることが増えていかない、
成長していかないということなんです。
今日も最後まで読んでいだき、
ありがとうございます。
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