3月から4月にかけて人事異動の時期です。
コンサルティングに入っている
お客様の会社でも人事異動があります。
人事異動があって何が困るのか?
というと・・・
せっかく軌道に乗ってきた
組織作りがやり直しになる
ということです。
いつもブログに書いていますが、
組織作りは、
「人材力」×「組織力」×「関係力」です。
「人材力」というのは、
その組織にいる人たちの
スキルや経験や強みや気持ちなどです。
「組織力」というのは、
ビジョン・ミッション・バリューや
目的・目標や役割やルールや
人事制度や会議などです
「関係力」というのは、
対話力やコーチング、フィードバック
などのコミュニケーションです。
この3つの要素を掛け合わせて
成果を出す組織作りをするのですが、
この順番にも意味があります。
意味があるというか、
この順番にならざるを得ない理由が
あります。
それは、
「人材力」は今いるメンバーで
なんとかするしかないからです。
今の時代、
優秀な「人材力」が欲しくても、
そんな「人材力」は手に入りません。
「人材力」が手に入るまで
待っている訳にいかないので、
今いるメンバーで始めなくはいけません。
だから、「人材力」から始まるのです。
そうやって組織を作るので、
今まで作ってきた組織は、
今の「人材力」から組み立てたものです。
今の「人材力」から判断して
適切な目標設定をして、
その目標達成に向けて、
今の「人材力」から役割を決めて、
「関係力」を上げて組織を動かしています。
そのため、「人材力」が変わると、
「組織力」も「関係力」も変わってしまいます。
「人材力」が変わっても、
新たな「人材力」で「組織力」をどうするか?
を考えればよいだけです。
考えればよいだけなのですが、
また一から作り直さなければなりません。
組織が機能してくれば、
さらに上の目標を目指そうとしているわけで、
その中で、組織を一から考えるというのは、
なかなかつらいものがあります。
積み木みたいなもので、
積み上げた積み木の土台になっている
積み木を1つだけ変えることはできません。
いったん壊す必要があります。
その積み木が機能していればしているほど
影響は大きくなります。
チームビルダーにとって人事異動はつらいです。
ただ、組織にとっては、
その組織が機能するようになれば、
また優秀な「人材力」が育つので、
長い目でみれば、意味のあることです。
「人材力」に合わせて組織を作るのが
チームビルダーの仕事なので、
淡々と仕事をするだけなんですが・・・
簡単にいかないから、
この仕事は面白いのです。
できない理由を考えるより、
どうなっていたらよいのか?を考えて、
組織作りをしてきました。
これからも、
どうなっていたらよいか?を考えて、
組織作りをやって行きます。
今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。
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