私には、管理職は無理です・・・

先日、
お客様の社長さんから言われて
管理職の方と面談をしました。

 

社長さんからの依頼は、
「自信をつけさせて欲しい!」

 

実際に、この管理職の方と話をしていると
「私なんて・・・」
「周りが管理職として認めていない」
「部下が私の言うことをきいてくれない」
という言葉が出てきます。

 

なるほど、
ずいぶん自信を失っている感じです。

 

 

中小企業の管理職の方って、
長く勤めているからとか、
責任感があるからという理由で
管理職になってしまうケースが
多いと思います。

 

そもそも、
社長も含めて5~6人の頃は
管理職など必要ありません。

 

それが会社が徐々に大きくなり
10人を超えたあたりで、
管理職が必要となります。

 

その会社で初めての管理職になるので
モデルになる人もいなくて、
管理職が何をする人なのか?が
分かっていません。

 

管理職にしたら管理職 なんですけど、
管理職 の仕事ができるように
なるわけではありません。

 

 

結局は、自分の得意なスタイルで
管理職の仕事をします。

 

大体は、責任感の強い人が
管理職になります。

 

だから、
部下が仕事ができなくても(やらなくても)、
自分がその仕事をやることでカバーする
みたいな仕事のやり方になります。

 

部下の人数が少ないうちは、
それでもなんとかなるのです。

 

組織の成果は、

「人」×「しくみ」×「関係性」

です。

 

仕事のやり方は「しくみ」ですが、
「しくみ」が弱くても、
「人」(責任感)でなんとなっているのです。

 

しかし、人数が30人を超えるあたりで
「人」(責任感) では限界が来ます。

 

いままで、上手く行っていたことが、
上手く行かない・・・

 

それは「自信」もなくなります。

 

 

社長さんの「自信をつけさせて欲しい」
という依頼は、面談では解決できなくて、
今の管理職の仕事のやり方を変えること
でしか、解決できません。

 

今までは、自分が犠牲になることで、
仕事をこなしてきたやり方を
人を使って仕事をするやり方に
変えるということです。

 

そのためには、やり方を変えると同時に
メンタルモデルを変える必要があります。

 

いつも、お話している
「氷山モデル」です。

 

海に浮かんている氷山は
見ている部分は一部であって、
海面の下には、
見えているものよりも
大きな氷の塊が沈んでいます。

 

「構造」(やり方)を変えることで、
少しずつ、「メンタルモデル」を
変えていくしかありません。

 

これは、研修では無理で、
現場で変えていくしかありません。

 

まずは、半年間、
月に1回、面談でサポートをしながら、
あたらしい仕事の仕方にチャレンジしてもらいます。

 

結局は、
やりながらでないと学べませんから・・・

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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