成長は自己責任

予想通り、GW明けの新入社員の
退職が急増しており、
退職代行に250件を超える依頼が
あったそうです。

4月に入社して、まだわずか1ヶ月。

そんな短期間で辞めてしまうのは、
正直「我慢が足りないのでは」
と思ってしまいます。

もちろん、環境が変わればストレスも増え、
うまくいかないことや失敗もあると思います。

でも、そうした壁を乗り越えてこそ、
人は成長できるのだと思います。

前回のブログでも書きましたが、
「自分に負荷をかけない人」には、
これからますます厳しい時代が
待っていると思います。

今は、辞められるぐらいなら、
ストレスをかけない方がよいとされる時代。

会社や周囲が過度なプレッシャーを
かけることは少なくなりました。

退職代行を使って辞める人が増えていますが、
退職代行を使わないとやめられない人は
ごくわずかだと思います。

1ヶ月で辞めたいと言われても、
会社が強引に引き留めることはまずありません。

「もう少し考えてみては?」と言うかも
しれませんが、
それは、会社のためというより、
むしろ本人の将来を思っての言葉だと思います。

プレッシャーをかけてまで
引き止めようとはしないと思います。

今の世の中、本人が望まない限り、
ほとんどストレスかからない職場環境が
整っていると思います。

しかし、それが本当に
その人にとって良いことなのでしょうか?

ストレスは無いに越したことはありませんが、
成長のためにはある程度のストレスは必要不可欠です。

たとえば、私自身、毎日ブログを書くのは
正直なところストレスです。

今、書き終えた瞬間から、
もう明日のことが気になります。

それでも8年以上続けてきているので、
何とかなることは分かっています。

でも、それでも相当のストレスです。

では、私がこのブログを続けてこなかったら、
どうなっていたでしょうか?

今のように、自分を必要としてくれるお客様と
一緒に仕事ができていたかどうか・・・

「毎日ブログを書く」というストレスが、
今の私を作ってくれているのです。

話を戻します。

今の時代、新入社員には
できるだけストレスを与えないように
するのが当たり前になっています。

だからこそ、
自分からストレスを求めない限り、
成長の機会は得られません。

言い換えれば、
「成長は自己責任」になったということです。

私が若いころは、
先輩や上司がストレスを与えてくれました。

無理やり飲みに連れていかれたり、
仕事でも無茶ぶりされたり・・・

自分から求めたわけではありませんが、
目の前の仕事に取り組むことで、
それなりに成長していけました。

「成長しよう!」と意識していなかったのに、
結果として成長できていたのです。

自分のやりたいことやキャリアなんて
難しいことを考える必要もありませんでした。

与えられた仕事を必死でこなしてきた結果、
今の自分があります。

そう考えると、
「ストレスがない=良いこと」とは
一概に言えないと思います。

むしろ、今の若い人たちは
自分で考えなければならない分、
厳しい時代だと思います。

ストレスを避けるのはよいのですが、
それだけ成長が遅れるという
代償を払うことになります。

だからこそ、上司の役割は
「ストレスを与えないこと」ではなく、
「どのように成長したいか?」を丁寧に聞きながら、
その人に合った適度なストレスを与えること
と思います。

若者と言っても、
みんなが同じではありません。

成長したいと思っている若者にいます。

一人ひとり違う個性や価値観を持っています。

一人ひとりそこに目を向けず、十把一絡げに対応しているから、
それが辞める理由になっているように思います。

これは年齢に関係なく、すべての人に共通することです。
大切なのは、「一人ひとりをきちんと見ること」。

それこそが、今の時代に
人を育てるということだと思います。

今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。

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