最近、コンサルティングをしていて
思うことは、
事業の成長のスピードに
人の成長が追いつかないということです。
世の中の変化が激しくて
その激しさゆえに余白が生まれて、
この余白を埋める事業をしている
会社がすごい勢いで伸びているように思います。
ただ、その事業のスピードに
人がついていけていないように思います。
いつもブログに書いていますが、
人は常に遅れます。
人はやりながらでないと
できるようになりません。
ある日突然できるようにはなりません。
人の成長には時間がかかるのです。
しかし、逆の言い方をすると、
人を育てることができるようになると
事業も成長します。
私がコンサルティングに入ることで、
事業が成長しているのは、
人が育っているからです。
では、どうやって育てているのか？
というと、事業のスピードに
人の成長をあわせているのです。
繰り返しになりますが、
人はやりながらでないと成長しません。
つまり、人だけが成長することはないのです。
事業が大きくなるというのは、
それぞれのメンバー（人）にかかる負担が
増えるということです。
この負担が大きすぎると
人が潰れます（もしくは辞めます）。
この負担を担えるようになれば、
人も成長し、事業も成長します。
だから、大事なことは、
この負担を担えるようにすることです。
しかし、最初から担えるわけではありません。
少しずつ担える量を増やしていくことです。
そのためには、
最初はその負担を肩代わりしながら、
徐々に担えるようにしていきます。
無茶ぶりは禁物です。
本人に足りない部分をやってみせながら、
本人ができるイメージを持ってもらいながら、
徐々に本人に任せていきます。
こんな風に人が育つと、
事業の成長のボトルネックが取り除かれます。
ボトルネックが取り除かれれば、
事業が成長するのは、当たり前と言えば、
当たり前です。
そういう意味で、
私がコンサルティングすることで、
事業が成長するのは、
事業そのものを成長させているのではなく、
ボトルネックを取り除いているだけです。
人の問題が解決すれば、
事業は勝手に成長していくと思います。
今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。
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