先日、コンサルタントの仲間から
上手く行ってますね！と言われました。
やっている本人としては
常に必死のパッチですが、
そのように言っていただけるのは
ありがたいと思いました。
たしかに、ここ２～３年、
お客様の会社でも成果が上がる
ようになってきました。
それは「あること」を意識するように
なってからです。
それは「数字」です。
「数字」を意識して
コンサルティングをするようになって
お客様の会社に成果が出始めました。
分かっている人にとっては、
当たり前の話です。
しかし、実際は、
人が辞める、人が育たたない、
職場の雰囲気が悪い
人事制度に不満があるといった
目の前の問題を解決しようとします。
これらの問題は、
ゴールがあるわけではないので、
解決したのか？していないのか？
つまり、成果が上がっているのか？
よく分かりません。
成果は「数字」でないと
認識できないのです。
つまり、「数字」を意識していないと
成果が出ていても認識できないのです。
私も、かつては、
目の前の問題を解決しようとするあまり、
「数字」に意識がいっていませんでした。
人間は意識できないものは、
目指すことができません。
だから、組織を良くするためには、
「数字」でゴールを表現する
必要があるのです。
ただ、ややこしいのは、
「数字」だけでは組織は良くならない
ということです。
「数字」は目標にはなりますが、
目的にはならないからです。
目的がわからないものを
人はやろうとしません。
やろうとしないものは実現しないので、
組織は良くならないのです。
いつもブログに書いていますが、
目標と目的はセットです。
目標だけが単独であるわけでは
ありません。
だから、目標と目的をセットで
伝える必要があります。
どういうことか？というと
たとえば・、
目指すゴールの状態として・・・
売上昨年対比110％を達成して、
営業利益500万円を確保して、
設備を入れ替えて、生産性を上げて、
給与と休日が増えている状態
のように数字と目的をセットで表現する
ということです。
このように数字と
その数字と目的をセットで伝えることで、
何のためにやるのか？が明確になり、
目的が明確になれば、
やろうという気になります。
そして、その数字が達成して、
設備が入れ替わって、生産性が上がって
給与と休日が増えていれば、
みんな、成果が上がったと認識できます。
このように、みんなでやろうと決めたことが
みんなで実現できたことで、
この組織が良くなったと認識できるのです。
つまり、
成果が上がって組織は良くなるのです。
組織だけがよくなることはないのです。
そう考えると、成果のことを考えずに
組織を良くするってあり得ないのです。
だから、
組織開発コンサルタントとしては、
成果も上げないといけないと思っています。
こんな風に考えられるようになったのは、
チームビルディングの師匠である
石見さんのお陰です。
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今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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